
時間がない人必見!やることが多すぎる人のための時間管理術5選
- やることが多すぎて時間が足りないのは自分だけ?
- 仕事に追われて時間がない!
- どうやったらうまく時間管理できるの?
毎日やらなければならない仕事が山のようにあって、「もっと時間がほしい!」と感じたことはありませんか。
実は時間が足りなくてやりたいことが出来ないと感じている人は、時間管理ができていない可能性があります。
この記事では「やることが多すぎて時間が足りない」人のために、時間管理のコツを解説しています。
この記事を読んで、自分の抱えている業務と時間管理について考え直してみましょう。
きっと、やりたいことに費やせる時間を確保できまますよ。
仕事でやることが多すぎて時間がないと感じる4つの原因

仕事や家事、育児、趣味など、時間がなくなる原因はさまざまですね。
ここでは仕事にフォーカスして、やることが多すぎて時間がないと感じる原因を紹介します。
一旦落ち着き、当てはまる原因はないか、思い返してみましょう。
原因①「仕事ができる人=忙しい人」と考えている
「仕事でやることが多すぎて時間がない」と考えている人のなかには、時間がない状況を自ら作り出している場合があります。
たとえば「どんな仕事でも断らずにこなす自分がカッコいい」「仕事ができる人は忙しい人だ」と考え、自分に回ってきた仕事を二つ返事で引き受けてしまっているケースです。
意識している、無意識のうちにどちらの場合でも、「仕事で忙しい自分」を重視すればどんどん仕事を引き受けるため、時間や心の余裕は減ってしまいます。
心の奥で、忙しくしている自分に存在価値を感じてしまっていると、無意識のうちに忙しい状況を自分でつくりだしてしまうのです。
無意識のうちに自分自身が持っている価値観については、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

原因②退屈が嫌い
仕事でやることが多すぎる状況になる原因として、暇な時間が苦手なことがあげられます。
「手が空くと落ち着かない」「とにかく仕事を詰め込むのが好き」など暇な時間を作りたくないから、大量の仕事を引き受けてしまうケースですね。
大量の仕事のなかには、自分のスキルに見合っておらず時間がかかる仕事や、今やらなくてもいいことなどもあります。
自分のスキルアップから始めなければいけない仕事では、新たに資格試験を受ける必要があり、勉強から始めなければならないこともあるでしょう。
いくら暇になるのが嫌といっても、勉強や雑務、今やらなくてもいい仕事がプラスアルファされれば、本来自分がやるべき仕事まで手が回らなくなってしまいます。
暇な時間が嫌で、引き受けた仕事に時間を取られ、「仕事でやることが多すぎて時間がない」と思い込んでいる人もいるでしょう。
原因③「やること」と「やるべきこと」が整理できていない
仕事内容が整理されていないことも、やることが多すぎて時間がないと感じる原因になります。
仕事には「今日やるべき」の優先順位が高い仕事もあれば、「やれたらやる」といった優先順位が低めな仕事がありますよね。
優先順位があるにも関わらず、何でもかんでも「今日やるべき」と考え、目に付いた仕事から片付けていると、時間が足りなくなってしまいます。
原因④本当にやることが多すぎる
自分のいる環境も、やることが多すぎて時間がないと感じる原因になりますよ。
たとえば個々に負担を強いている会社や、入れ替わりが激しく常に人手不足であったりする環境では、ひとり当たりの仕事量が増えてしまうでしょう。
オーバーワークになる原因には、今自分がおかれている環境が関係しているケースもあります。
会社全体で慢性的に業務過多な状態が続いているような場合には、自分がいくら時間管理を頑張っても、改善が難しい可能性がありますよ。
やることが多すぎると悩みすぎてしまう前に、相談をしたり、転職をしたりと、自分の環境自体を変えることを検討するほうがいいでしょう。
自分の環境に悩んでいる人は、ぜひこちらの記事もあわせてご覧ください。

やることが多すぎても時間を確保できる時間管理術5選

大前提として、やることが多すぎても時間を確保するためには、仕事や業務内容を整理しましょう。
時間が足りないと感じる人は、業務をこなす時間管理が苦手だったり、退屈な状況を作り出さないために、自ら業務過多な状態を作っていたりします。
ここでは、時間を確保するための時間管理術を詳しく紹介しますね。
①タスクを書き出して優先順位をつける
時間が足りないと感じる人の多くが、思いついた業務からパッと取り掛かっていたり、期限が長いからと深く考えずに後回しにしているケースが多くありますよ。
時間を管理する際は自分が現在行っている業務などを書き出し、目に見える形にしましょう。
頭の中だけで整理するのには、限界があるからです。
可視化すると、業務内容の重要性や緊急性が分かりやすくなり、優先順位もつけやすくなりますよ。
「忙しいから書き出している時間なんてない」と頭で考えているままでは、ずっと時間がない状態から抜け出すことはできません。
業務の手順や「やらなければならないこと」「やりたいこと」を整理し、優先度の高い物から取りかかるクセをつけましょう。
つい頭の中で考えがちな人は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

②自分のスキルを数字で知る
「●●の資格があります」「パワーポイントの資料作成が得意です」など、自分のスキルや得意なことを仕事で活かしている人もいますよね。
ただ、得意だからといって短時間で終わるとは限りません。
時間管理では、ひとつひとつの業務を完了させるのに、自分はどれくらいの時間が必要なのかを知っておくことも大切です。
たとえば「資料作成が得意だから30分のプレゼンのスライド30枚程度なら、1時間でできる」というように、具体的な時間と仕事量や内容を把握しておきましょう。
なかには自分がこれから取り掛かろうとしている業務が、どのくらい作業時間がかかるものなのか理解できていない人もいますよね。
業務にかかる時間の目安が分からないままでは、仕事の効率が悪くなってしまいます。
「この作業に自分は●分かかる」と分かれば、1日のスケジュールも管理しやすく、余裕をもって仕事に取り組めるでしょう。
③作業を時間で区切る
作業に時間が取り掛かる時には、切り替える時間を確保することも、時間管理のひとつです。
一つの仕事を何時間もかけて進めていたら、途中で集中力が切れ、作業がうまく捗りませんね。
長くなりそうであれば一度休憩をしたり、作業の間にすぐに済むような業務を取り入れたりして、あえて区切りを入れることも大切ですよ。
効率良く業務が進むように、切り替え時間、休憩時間を意識的に取り入れるようにしましょう。
集中力が続かないと悩んでいるなら、こちらの記事もぜひチェックしてみてくださいね。

④マルチタスクは避ける
マルチタスクとは、複数の業務を同時進行して、短時間で業務をコロコロと変えている状態のことです。
時間が足りないと感じている人のなかには、さまざまな業務を同時に少しずつ進めている場合があります。
もちろん仕事に煮詰まったために、一度区切りを付けて違う業務に手を付けることは悪いことではありません。
そうではなく、ふと隣にある業務が気になったから手を付けてみたり、簡単な業務だから同時にできそうだなと軽い気持ちで手を付けたりすると、ミスをするリスクが上がります。
結果トラブルを引き起こしたり、作業のやり直しの時間が必要になったりと、無駄な時間や焦りを生んでしまいますよね。
ひとつの作業を完了させてから、次の仕事へ移るというように、やり始めたらやり切るクセをつけましょう。
⑤すき間時間を活用する
手が空く時間を上手に活用することが、「やることが多すぎる」から抜け出す時間管理の仕方のひとつです。
「やることが多すぎる」と感じていると、忙しさばかりに目が行ってしまいますよね。
ですが仕事をしていると資料の確認待ちであったり、相手からの返答待ちであったりと、手が空く瞬間があるはずです。
優先順位が低い仕事や、自分のスキルアップのための勉強などは、手の空いた時間を使って完了させていきましょう。
すき間時間を活用する際は、そこまで時間のかからない業務で、ルーティン化できる業務を選んでおくのがポイントです。
手が空いたらやることを決めて、上手にタスクをこなしていきましょう。
「やることが多すぎて時間が足りない」は思い込み?!

「やることが多すぎて時間が足らない」、その理由が仕事の場合、「仕事が忙しくて時間が足りない」と思い込んでいる可能性がありますよ。
もちろんオーバーワークなどの例外もありますが、昨今の働き方の傾向から、時間の使い方を工夫すれば「やりたいこと」「やるべきこと」を上手に消化できるゆとりがあるからです。
最近では働き方改革が進み、時間や場所にとらわれない、フレキシブルな働き方を導入している会社も多いですよね。
プライベートと仕事の時間を区別する傾向も年々強まり、昨今は自分の時間を確保しやすくなっているといえるでしょう。
やることが多すぎて時間が足りないと感じるのは時間の無駄遣いをしていたり、やることが多すぎて焦り効率が悪くなっていたり、時間管理がうまくできていないのかもしれません。
いま一度冷静になって、自分の業務を見直して時間を確保していきましょう。
まとめ
この記事では「やることが多すぎて時間がない」と感じている人のために、原因や時間管理のやり方を紹介しました。
最後に要点をまとめます。
- やることが多すぎて時間が足りないのは、時間管理ができていない可能性がある
- 自分のやるべきことややりたいことを手順と共に可視化して、業務予定を立てると時間を有効活用できる
- 休憩や切り替え時間は仕事を効率的に進めるための手段
- 複数業務を同時進行すると、ミスや見直しなどで無駄な時間が増える
- やることが多すぎるなら、上手にすき間時間を活用する
やりたいことが多すぎて時間がないと悩んだときは、やりたいことを選別し、時間をうまく管理しましょう。
この記事に書かれているコツを参考にして、ぜひ自分の時間を充実させてくださいね。