今日からできる!行動力を鍛える6つの方法と注意点
- いつも人より行動するのが遅くて損ばかりしている・・・
- なぜ行動力を高める必要があるの?
- 行動力ってどうやったら鍛えられる?
「あの時もっと早く行動できていたら」と自分を責めたり、行動できる人がうらやましくなったりしていませんか。
自分にはない才能だと諦めてしまう人もいますが、行動力はもともと備わっているものではなく、鍛えていくものです。
この記事では行動力を高める方法を紹介しています。
記事を読めば、行動力を磨くためにやるべきことがわかり、すぐに行動に移せる自分になれるでしょう。
行動力とは?実行力との違いについて
行動力と実行力はどちらも、自ら動く力を指しています。
違いは行動に計画性があるかどうかです。
行動力とは、目の前のことや、やりたいことをすぐに行動に移すことができることをいいます。
チャレンジ精神が旺盛な人をイメージするとわかりやすいでしょう。
それに対して実行力とは目標設定し、計画をして動くことです。
仕事を計画的に進めていける人ならば、実行力があり、行動力もあることになります。
計画性のあるなしといった違いはありますが、行動力も実行力も自らアクションする力であることに変わりはありません。
行動力を磨くことで得られる3つのメリット
行動力を磨くメリットは、自分や周囲の人を変えられる力強い意思を持てるようになることです。
仕事の成果が上がったり、他の人とのコミュニケーションが上手く取れるようになったりします。
行動力を磨く3つのメリットを、より詳しく見ていきましょう。
メリット①目標を達成しやすくなる
行動力があると、考えて悩む時間や労力を短縮できるので、目標が達成しやすくなります。
「ああなったらどうしよう」「細かく計画を立てないと」と考えていると、いつの間にか行動できなくなってしまいますよね。
周りよりも先に行動できる人は、失敗した際のリカバリーも人より早く行えます。
人よりも先に失敗を経験し、すぐに対策法を考え、行動すれば目標達成までも早いですよね。
目標達成までが早くなることが、行動力を磨くメリットです。
考えすぎをやめたい人は、こちらの記事をぜひご覧ください。
メリット②良好な人間関係を築ける
行動力を高めると、周りとの関係も変わってきます。
自分が行動することで、周りに協力してもらうことや助言をもらう機会が増えるからです。
今まで関係がなかった人と連絡を取ったり、良い影響がある人とより親密なコミュニケーションをとったりすることが多くなるでしょう。
行動力を磨くことで、今までとは違った人間関係を構築できます。
メリット③ビジネスチャンスが広がる
行動力を磨くことで、これまで以上にビジネスチャンスが広がります。
というのも、多くの場所に出向く機会が増え、新しい人脈ができるからです。
出会い以外にも、成功体験や失敗体験など多くの経験を積むことができるでしょう。
行動した経験から知識や学びを得られれば、仕事の精度をさらに高めることができ、自身のできる仕事の幅が広がります。
新しいビジネスのヒントを得たり、仕事の質を高めたりできることが、行動力を磨くことのメリットです。
行動力を鍛える6つの方法
冒頭でお伝えしたように、行動力は特別なスキルではありません。
行動力は今からでも身につけることができますよ。
ここでは、行動力を鍛える6つの方法を紹介するので、ぜひできることからチャレンジしてください。
方法①行動する目的を明確にする
行動力を鍛えるなら、具体的な目標や目的をはっきりとさせておきましょう。
他の行動に流れたり、目移りしたりすることなく、目的に添った行動がしやすくなるからです。
大切なのは、何をやるべきかが明確に自分でわかることです。
「いつもギリギリでやっている営業資料作りを余裕をもってやれるようになりたい」なら、「毎日5分早く出社して、気持ちを仕事に切り替える時間を作る」「先輩に仕事量の調整を相談する」とやるべきことが見えてきますね。
綿密な計画は必要ありませんが、理由や目的がしっかりがあると、人は行動しやすくなります。
方法②簡単なことから始めてみる
行動力を磨こうと考えた際は、簡単なことから始めてみましょう。
いきなり大きなことに取り掛かろうとすると、ハードルが高すぎて行動できなくなるからです。
初めは「実際に今すぐできる」くらいの、小さな挑戦をしてみてください。
最初は簡単なことから取り掛かると、次第に行動力がついて、すぐにできる自分になっていきます。
方法③期日を設定する
行動力を鍛えるためには、期日を設定する方法もあります。
先延ばしをする癖があるという人は、「これまでにこうしよう」と期日を設定しましょう。
人は流されやすい性質があるため、行動したいと思っていても面倒になったり、後回しをしたりするからです。
スケジュール帳に書く、メモを貼っておくなど、期日は目で見れるところに書いておくのがおすすめです。
ぼんやりと「あれはあの日までに」と記憶しているだけでは、忘れるリスクがあります。
いつまでにやるべきことなのか、小さなことでも締切を決めると、行動力を高められますよ。
方法④自分で考えて自主的に動く
他の人からの指示を待っていたり、人に流されていては行動力はつきません。
行動力を磨くなら、目の前のことに対して、何ができるか自分で考えて自分から行動しましょう。
たとえば、「これは先輩に聞かないとわからない仕事だからやらない」と行動することを諦めてはいけません。
マニュアルに書かれている内容はないか、無理のない範囲で進められる部分はないか確認するなど、諦める前に自分ができることは多くあるからです。
受け身の仕事をしていると、行動できる自分の像からは遠ざかってしまうでしょう。
自主的に動いていけると自分を信頼できるようになり、行動力を高めることができます。
人に影響されやすい性格の直し方について、こちらの記事をご覧ください。
方法⑤選択肢を多く持つ
行動力を鍛えるなら、全てのことに対してアクションする必要はありません。
行動すること、行動しないこと、どちらも選択肢だからです。
行動力を高めるなら、選択肢を多く持つことが大切ですよ。
先ほどあげた、先輩に聞かないとわからない仕事について考えてみましょう。
自分でできることをしっかり確認して、独断でやるべきではないとわかったから「やらない」のであれば実行していませんが、行動力はありますね。
「リスクや不安を考慮したうえでやらない」といった選択肢を持つこと、リスク管理ができる人は行動力のある人です。
多くの選択肢を持つことを意識すると、行動力も鍛えられますよ。
方法⑥上手くいっている人から学ぶ
成果を上げている人や実際に行動力のある人は、上手くいく習慣が身についています。
仕事の優先順位のつけ方や関係者へ連絡を取るタイミングなど見よう見まねでいいので、真似をしましょう。
行動できる人の真似をする内に、自然と自分自身も行動力のある人に近づくことができますよ。
自分が真似したいと思える人に焦点を当て、その人の仕事のこなし方などを観察しましょう。
なりたい人の真似をするべき理由を、こちらの記事で詳しく紹介してるので、ぜひご覧ください。
【注意点】行動力を高める際に覚えておくべきこと
行動力を高める際は、リスクも考えてください。
特に周りや会社に迷惑がかかるケースでは、行動力よりも実行力を身に付けたほうがいいでしょう。
毎回「行動力が必要だから」と一か八かで賭けにでるような仕事では、会社としての損失が大きくなってしまいますよね。
あなたの任された仕事は、すぐに行動すればビジネスチャンスを掴めるでしょうか。
行動力を高めて大胆に攻めるとき、計画性や慎重さも考慮するときなど、シーンで使い分けることが大切です。
まとめ
これまで行動力を持った際のメリットや行動力を鍛える方法、注意すべきことを紹介してきました。
これまでのことをまとめてみましょう。
- 行動力を高めることで目標達成もしやすく、他者との関係も良くなる
- やろうと思っていることの期日を決めると行動力が鍛えられる
- 行動しないことでも、行動力は鍛えられる
- 上手くいっている人の真似をして行動できるコツを身につける
- ケースバイケースで行動力や実行力を使い分けることが大切
行動するハードルが高すぎるのなら、超えられそうな部分を見つけ実際にやってみましょう。
行動するか、しないかを決めているのは自分自身なので、行動できない悩みを変えられるのも自分だけです。
習慣や生活、仕事など、始められるところから行動力を鍛えていきましょう。