【理想の自分がわからない人へ】理想の自分の見つけ方と疲れたときの対処法
- 理想の自分になるための方法とは?
- 理想の自分を見つけるのに疲れた・・・
- なりたい自分が見つからない!
理想の自分はあるものの、どうやって実現すべきか方法がわからずに悩んでいる人もいるでしょう。
理想の人物像がよく分からなかったり、そもそもなりたい自分について考えるのに疲れてしまっている人もいるのではないでしょうか。
自分を変えたいと思いながらも、理想の自分が見つけられずに自己否定してしまっては落ち込むだけですよね。
この記事では、理想の自分を見つける方法を解説しています。
なりたい自分の探し方や理想の人物像のヒントを、ぜひ本記事から得てください。
自分の理想がない・・・自分の理想がわからない原因とは
理想の自分に変わりたいという気持ちがあるにも関わらず、「どんな自分になりたいのか」が見えていない場合は、次のような原因が考えられます。
- 自己理解が足りていない
- 考え方がネガティブ
- 現状で満足している
自分を明確に理解していない状態では、理想の自分は見つけられません。
自分がわからなければ、「なぜ自分を変えたいのか」が見えてこないからです。
ネガティブな思考の人は、「頑張っても無理に決まっている」となりたい自分を最初から否定し、理想の自分をイメージすることを諦めてしまう傾向があります。
本当に「自分らしく生きていて幸せ」であれば良いですが、変えられないという諦めの気持ちから現状で満足と思いこんでいる可能性もありますよ。
自己理解が足りていないことや、思考のクセが理想の自分がわからない原因です。
理想の自分を見つける具体的な6つの方法
「なにが好きでなにが嫌いか」「強みや弱みはなんなのか」「大切なものとそうではないものはなにか」、自分のことについてあなたはすぐに答えられるでしょうか。
理想の自分を見つけるには、誰よりも自分が、自分自身を理解している必要があります。
理想の自分が見つかる6つの方法を、それぞれ詳しく見てみましょう。
- 方法①興味があることをはじめてみる
- 方法②過去を振り返ってみる
- 方法③やりたくないことをリストアップする
- 方法④コンプレックスに感じていることから考える
- 方法⑤憧れの人から見つける
- 方法⑥幸せだと思う生き方から見つける
なりたい自分を引き寄せる法則は、こちらの記事を参考にしてください。
方法①興味があることをはじめてみる
行動したからこそ、見えてきたり、感じたり、考えたりすることがあります。
やりたいと思ったことをとりあえずやってみると、なにもやっていなかったときよりも視野が広がり物事を柔軟に見られるからです。
理想の自分を探す際は、やりたいことや関心を持っていることを紙などに書き出して、実際に行動に移してみましょう。
たとえば、部屋に花のある生活をしたいと思ったとしましょう。
「毎日忙しくて部屋を片づける余裕すらないのだから、花を買っても意味がない」と、行動する前から諦めず、やってみることが大事です。
仕事帰りに花を買ってきて、花瓶に活けてテーブルに飾ったとき、あなたはどう思ったでしょうか。
花を飾ってみたもののストレスは減らず、むしろ枯れたあとの処分が面倒と感じたのなら、理想ではなかったとわかります。
次にやりたいことにチャレンジしてみましょう。
花を飾って心がリラックスしたなら、しばらく続けてみます。
続けているうちに、せっかく花を活けたのだから部屋を少し片づけてみようと隙間時間を作るようになり、片付いた部屋で今度はヨガに挑戦したくなるかもしれませんね。
やりたいことを思い浮かべるだけの、0のままではなにも変わりません。
0から1へと進めることで、自分が望んでいる生活や理想の人物像がイメージしやすくなります。
行動力を身につけたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
方法②過去を振り返ってみる
理想の自分は未来の自分であるため、現在を出発点と考えてしまいやすいですよね。
しかし、今の自分は過去の自分が作り出した姿です。
理想の自分を見つけるには、過去の自分をしっかりと分析する必要があります。
むかし好きだったもの、憧れていた職業、夢中になっていたことなどを振り返ってみましょう。
本当はやりたかったけれど当時の事情や状況などで、諦めてしまった経験がありませんか。
金銭的な余裕がなく進学を諦めたとしたら、仕事をして収入があれば、資格取得のための講座を受けたり学校へ通ったりできますよね。
過去にやれなかったことが今はやれるのであれば、どんどん挑戦してみましょう。
むかしの「思い」をきっかけに、理想の自分が見つかります。
方法③やりたくないことをリストアップする
やりたくないことをやめたら、それだけ理想の自分に近づけます。
やりたくないことをやっている自分は、理想の自分とはかけ離れているからです。
会社の飲み会が時間の無駄だと感じているなら、やりたくないリストに入れて実行してみましょう。
飲み会に参加しないことで時間を有効に使え、自分の本当にやりたいことができるようになります。
飲み会そのものがやりたくなかったのではなく、気持ちを隠して参加する自分が嫌だったと気づくかもしれません。
あなたにとってやりたくないことを明確にすると、本当になりたい人物像が見えてきます。
方法④コンプレックスに感じていることから考える
理想の自分は、コンプレックスからも見つけられます。
コンプレックスは裏を返せば、叶えたい理想になるからです。
「仕事ができない自分にコンプレックスがあって」と悩んでいるなら、「仕事ができる自分」が叶えたい姿ですね。
では、具体的にどうすれば仕事ができると自分自身を誇れるでしょうか。
新しいプロジェクトのリーダーに選ばれる、電話対応がスムーズにできる、毎日定時に帰れるなど思い浮かべる姿は人それぞれでしょう。
このようにコンプレックスのなかには、目指したい姿、叶えたい理想が隠れています。
方法⑤憧れの人から見つける
理想の自分はないけれど、憧れる人がいる場合は憧れの人をどんどんと分析してみましょう。
「どうしてこの人に憧れるのか」を認識し、「この人のどんなところに憧れるのか」がわかると、自分がこうなりたいと思う人物像が見えてきます。
憧れの人がいないのであれば、身近な人を観察してみましょう。
たとえば、会社の先輩のAさんは、頼まれた仕事を持っていくと必ず「ありがとう」といってくれる人だったとします。
仕事なのだから割り振りされた業務を行うのは当たり前と考える人がいる一方で、Aさんのような人がいると社内の雰囲気が良くなり、もっと頑張ろうと思えますよね。
そんなAさんが素敵だと感じるのは、あなたにとってAさんが理想的な振る舞いをしているからでしょう。
Aさんと同じように、同僚や後輩に「ありがとう」ということから始めてみてください。
悩みがあるときに、Aさんならどうするだろうと考えられると、広い視野を持つことができます。
憧れる人は1人にこだわる必要はなく、複数人からいいと思う部分だけをピックアップして理想の人物像を作っていくのも良い方法です。
なりたい人の真似をするべき理由は、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
方法⑥幸せだと思う生き方から見つける
理想が現実になったとき、人は満足感や幸福感を感じますよね。
どんな暮らしをすれば自分が幸せか、どんな趣味を持っていたら自分は幸せか、自分が幸せだと思う生き方からも理想の自分を見つけられます。
幸せだと思う生き方を考える際は、ライフプランを立ててみるのがおすすめです。
たとえば、10年後には独立して個人事業主として働く自分が幸せだと感じるなら、今から5年かけて起業に必要な資格を取り、経営の勉強もしていこうと計画できます。
さらに、健康維持のために1週間に1回はウォーキングをする、1ヶ月に1冊本を読んで幅広い知識を入れるなどの小さな目標も立てられます。
幸せだと感じる生き方から、理想やリアルな目標を見つけられますよ。
理想の自分が見つからない!理想探しに疲れたときの対処法
今の自分を変えたい気持ちはあるのに、どんな自分になりたいのかと聞かれたら上手く答えられない、具体的なイメージが沸かない人もいるでしょう。
理想の人物像が見つからなくて、自分を変えたい気持ちが冷めてしまうのはもったいないですよね。
理想の自分を探すことに疲れたときは、次の2つの対処法を試してみましょう。
考えすぎることに悩んでいる人は、ぜひこちらの記事を参考にしてください。
対処法①今に焦点を当てる
理想の自分が見つからないのであれば、過去や未来を見るのは一旦やめ、今の自分ととことん向き合ってみましょう。
未来の理想の自分のために、今の自分を追い込んでしまうと、目標を見失う原因になってしまいます。
自分は今どうしたいのか、なにを感じているのかを知るには、マインドフルネスや瞑想がおすすめです。
マインドフルネスと瞑想は同じものと捉えられがちですが、正確にはマインドフルネスを行うひとつの手段として瞑想がありますよ。
瞑想は呼吸のみに集中して心を「無」の状態に導くこと、一方のマインドフルネスは「今」の心や体の状態や周辺の状況に集中することです。
たとえば、朝起きて日の光を浴びながら、呼吸にだけ意識を向けるのは瞑想です。
太陽の日差しの温かさや木々のざわめき、鳥のさえずりに耳を澄ませている状態はマインドフルネスになりますね。
理想や目標が見つからないからといって、自分を責める必要はありません。
疲れたときは考えをリセットしたり、今日の自分ができることだけに集中したりしましょう。
対処法②見つけられない自分を受け入れる
理想の自分を見つけたいと思うのは、言い方を変えると「このままの自分ではだめだ」と思っている気持ちの現れです。
そのため、理想の自分を探すこと自体が、実は自己肯定感を下げてしまう原因になってしまう可能性があります。
一刻も早く自分はどうなりたいのかを認識し、実行しなければと焦りすぎてしまうと、本当になりたい自分ではなく周囲が期待する理想の自分を正解だと思ってしまうでしょう。
これでは、いずれ本当の自分とギャップで苦しむようになってしまいます。
理想の自分が見つからないときは、見つからないという事実のみを受け入れ、それ以上は無理をしない姿勢でいることも必要です。
自分の理想像を持つことは成功への第一歩!
理想の自分が見つかると、大きな目標を達成するための小さな一歩を踏み出すきっかけを掴めます。
花を飾る、本を読む、1駅歩くなどちょっとした行動の変化は、やがて毎日の習慣を変えてくれます。
習慣が変わると意識が変わり、今までにはなかった視点で物事を見る目が育ってくるでしょう。
世間の有名な成功者も、いきなり成功できたわけではありません。
誰もが小さな一歩から始め、成功を手にするための生き方を自ら作り出しています。
まとめ
理想の自分の見つけ方や、なりたい人物像を見つけられないときの対処法などを解説しました。
最後に、これまでの内容を簡単にまとめます。
- 自分の理想がないときは自己理解を深め、ネガティブ思考をやめてみる
- 理想の自分を見つけるには、やりたいことややりたくないことをリストにし、実行してみる
- 過去やコンプレックス、憧れの人からも理想の自分を見つけられる
- 理想探しに疲れたときは今を見つめ、見つからない自分を受け入れる
理想の自分は、どこからともなく見つかるものではなく、自分のなかにありながらも見つけられないでいるものです。
見つからないからと焦ったりせず、自分を見つめ直す時間をじっくりと持つなどして気長に構えておくことも大切ですよ。
自己理解を深め、理想の自分を見つけてみましょう。