なりたい自分になるためのシンプルな7つの法則
- なりたい自分になるにはどうしたらいいの?
- 憧れの人のように自分はなれる?
- 理想が高すぎるとなりたい自分になれない?
社会に出るとなりたい自分の姿をイメージしたり、未来の自分の姿を想像したりする機会が多くなります。
ですが「こうなりたい!」という憧れの気持ちとは裏腹に、どうやったらなりたい自分になれるのか、その方法が分からないと感じている人も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事ではなりたい自分になるための7つの法則を紹介しています。
法則はとてもシンプルで、すぐにでも実践が可能ですよ。
なりたい自分を引き寄せて、これからの人生を明るく前向きなものにしていきましょう。
なりたい自分を引き寄せる7つの法則
なりたい自分とは「憧れの人物像」や「自分の理想とする姿」です。
小さな憧れから夢と言われる大きな理想まで、なりたい自分のイメージは人それぞれです。
なりたい自分がどんな姿や形でも、理想の自分を引き寄せる法則は身近なところにありますよ。
それでは、なりたい自分を引き寄せる7つの法則をみていきましょう。
- 法則①なりたい人物像を具体的にイメージする
- 法則②固定観念をとっぱらう
- 法則③「TO DO思考」より「TO BE思考」を意識する
- 法則④憧れている人のまねをする
- 法則⑤周りに感謝をする
- 法則⑥他人の評価は気にしない
- 法則⑦自分を褒めてあげる
法則①なりたい人物像を具体的にイメージする
理想を引き寄せるために、自分がなりたい人物像を書き出してみましょう。
文字にすることで、なりたい人物像を整理し具体的にイメージでき、改善点が見えてくるからです。
たとえば「おしゃれな人になりたい」だけでは、どんな髪型をしていてどんな服装をしている人なのかわかりませんよね。
自分の理想とするおしゃれな人を、「髪型は短髪」「ジャケットを羽織っている」など細かく書き出してみましょう。
人物像を具体的にイメージすると、現在の自分との違いにも気がつきます。
現在の自分にない部分を補っていけば、なりたい自分へ近づけるでしょう。
人物像がより具体的であればあるほど、引き寄せるために自分がすべきことが見えてきます。
法則②固定観念をとっぱらう
なりたい自分になるためには、固定観念をなくすことも効果的ですよ。
「こうでなければいけない」と思い込んでいると、自分に制限をかけてしまうからです。
先ほどのおしゃれな人になりたい場合を例にすると、「おしゃれな人=黒髪で短髪」と思い込んでしまうと、黒髪で短髪が似合わない自分にがっかりしてしまうかもしれません。
なりたい自分のイメージばかりに囚われて、自分自身に置き換えることを忘れてしまうと、「できない」「やらない」理由が出てきてしまいます。
理想をイメージするときは柔軟な思考で、多くの選択肢を持つようにしましょう。
法則③「TO DO思考」より「TO BE思考」を意識する
なりたい自分を引き寄せるには、理想を軸に考える「TO BE思考」を意識しましょう。
「TO BE思考」とは、「理想とすること」「こうなりたい」という未来の姿をイメージし考えることです。
こうなりたいという気持ちを前提に考えると、やってみようという意欲が湧いてきますよ。
「TO DO思考」とは「やらなければならないこと」や「やるべきこと」に意識が向いている状態を言います。
- TO BE思考:座席に座って落ち着いて通勤したいので早起きをしよう
- TO DO思考:満員電車を避けるために早起きをしなければならない
やらなければならないことには、時にはやりたくないことも含まれます。
そのため「TO DO思考」を続けると、自分の負担になるリスクがありますよ。
自分の気持ちや価値観を大切にして、自己実現をしていきましょう。
法則④憧れている人のまねをする
具体的にどんな人になりたいか考えたときに、特定の人物を思い浮かべる人も多いでしょう。
憧れている人や理想に似た人物のまねをするのも、なりたい自分になれる法則です。
憧れている人と同じ体験や同じ感覚を共有することで、自分にない考えに気が付いたり新しい価値観を持つきっかけになります。
どうやったらなりたい自分になれるのか迷う時には、まねをするのが一番早くて分かりやすい方法です。
こちらの記事では、憧れている人のまねをする理由を詳しく紹介しているので、ぜひお読みください。
法則⑤周りに感謝をする
感謝の気持ちを伝えることも、なりたい自分を引き寄せる法則です。
なりたい自分になるということは、自分一人の戦いだと感じるかもしれません。
しかし、周囲の理解と協力が必要不可欠ですよ。
新しい自分へと変わろうとすると、今まで自分に関わってきた人に戸惑いや不安を与えることがあるからです。
周囲の理解や協力、環境が整っていない状態では、なりたい自分に変わることはできません。
普段から感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
周囲も自分の変化を受け入れてくれたり、理解を示してくれたりします。
自分の気持ちも前向きになれますし、自己肯定感も高まっていきますよ。
法則⑥他人の評価は気にしない
なりたい自分になるには、スルースキルを磨きましょう。
自分が変わると、周りからの評価も変わるからです。
変わることによっていい言葉をかけられることもあれば、変わったことに対してネガティブな言葉をかけられることもあるでしょう。
ですがその言葉を全て受け入れていては前には進めません。
「そういう考えもあるんだな」「こういう言葉は自分にも当てはまりそうだな」と、参考程度に受け取りましょう。
同じ目標を持っている人を見ると、自分のやり方が正しいのか迷ってしまうこともあります。
他人の評価や他人のやり方ばかりを気にしていては、方向性がブレてしまったりあらゆることに手を出し過ぎて前に進めなくなったりします。
周りの評価に振り回されることなく、自分の決めたことや自分のやり方を信じて進んでいきましょう。
人と比べるのをやめたいと思っている人にはこちらの記事がおすすめですよ。
法則⑦自分を褒めてあげる
自分に対して完璧主義になると、自分を苦しめてしまう原因になります。
完璧を求めすぎると、上手くいかない自分を認められなくなるからです。
「私にはできない」「私には素質がない」と思っていては何も変わりません。
なりたい自分へ変わる過程では自分の挑戦を認め、うまく出来なくても自分の頑張りを褒めてあげると前向きな気持ちになれますよ。
思ったようにうまくできないことや、自分には無理なのかもと感じるのは当然です。
自分で自分を褒めることで自己肯定感を高め、自信へとつなげていきましょう。
なりたい自分を引き寄せるときは、「少しでもクリアしていればオッケー」と思える心の余裕が大切ですよ。
ないたい自分になるための4つの秘訣
なりたい自分を引き寄せる法則を理解できたら、なりたい自分を実現するために行動を始めましょう。
なりたい自分を実現するためには4つの秘訣があるので、ぜひ参考にしてください。
こちらの記事では、現状を変えたい人がやるべきことを紹介しています。
秘訣①理想と現実のギャップをできるだけ小さくする
いくら理想といっても、自分にとって現実味のある姿でなくては意味がありません。
理想と現実のギャップが大きすぎると、自分で設定した姿にも関わらず「自分には無理だ」と諦めてしまう可能性が高いからです。
大切なのはなりたい自分を想像することではなく、なりたい自分になるためにアクションしていくことですよね。
「できない」「やらない」壁をなくして、行動しやすくすることが、なりたい自分になるための秘訣です。
秘訣②ポジティブ思考へと変換する
意識的に前向きな気持ちを持つようにすることも秘訣です。
どんなことにおいても、ネガティブな考えは自分を苦しめるからです。
たとえば新たな挑戦が計画通りに進まない状況に、ネガティブ思考でいると「自分のせいでうまくいかない」「大変な状況が続くならもう止めてしまおう」と考えてしまうでしょう。
ですがこういう時には「これを乗り越えればなりたい自分になれる!」や「ここまでの頑張りを今諦めたらもったいない!」と意識的にポジティブに考えてみてください。
自然と前向きになれますよ。
弱い自分を変えたい人はぜひこちらの記事もお読みください。
秘訣③習慣化してブラッシュアップする
目標をクリアしたら、その目標を見直しまた挑戦することも秘訣です。
「なりたい自分になる=自分に出来ることを見つける」ではありません。
なりたい自分になることは、自分自身に磨きをかけていくことです。
習慣化できたら、今よりもっと理想的な自分になるために、見つめ直しを行うようにしましょう。
秘訣④手放してリセットする
理想の自分を目指しているときに、自分に負担がかかっているなと感じたら、一旦手放してみることも大切です。
今の自分に必要だと思って始めたことでも、周りの環境や状況の変化次第では必要なくなったり負担になったりすることがあります。
知らず知らずのうちに、無理な課題を自分に課しているのかもしれません。
もし少しでも自分がやっていることに不安を感じるならば、見直しややめるという選択をするのも大切です。
環境や状況の変化に合わせた決断は、決してマイナスな選択ではありません。
頭の中を整理して、なりたい自分になるためにリセットするべきかを考えてみましょう。
こちらの記事では思考整理術を紹介しています。
なりたい自分を引き寄せたスポーツ選手の成功例
なりたい自分にどうやってなれば良いのかと悩んだときは、なりたい自分を引き寄せた人の成功事例も役に立つでしょう。
今回は有名なスポーツ選手の成功例を紹介します。
成功例①本田圭佑さん(プロサッカー選手)
プロサッカー選手の本田圭祐さんは、小学生の頃から自分の将来を具体的にイメージしていました。
「セリエAに入団し、1年間で40億円稼ぐ」「プーマと契約してオリジナルのスパイクやウェアを販売する」など、細かい所までイメージしていたようです。
そして自分の理想とする姿の先にある未来までも想像し、実現するため今も努力し続けています。
「なりたい自分を常にイメージしそれに見合った行動をする、すると自ずと結果も付いてくる」ことを証明してくれていますね。
成功例②羽生結弦さん(プロフィギュアスケーター)
プロフィギュアスケーターの羽生結弦さんは、ソチ五輪で見事金メダルを獲得しました。
実は羽生さんはソチ五輪へ向かう飛行機の中で、最高の演技をして優勝し金メダルをもらう姿を想像し泣いていたそうです。
理想の姿を想像するだけで涙が流れる程の強い気持ちと計り知れない努力は、私たちの想像以上のものかもしれません。
ですが目標を具体的にイメージできると、人はここまで強くなれるのだと感じますよね。
どんなに素晴らしいスポーツ選手でもなりたい自分になるために努力をし続けているということは、私たちも理想を現実にするため努力をし続けなければいけませんね。
まとめ
この記事では、なりたい自分になる7つの法則を紹介しました。
最後に紹介した、なりたい自分を引き寄せる法則や秘訣をまとめます。
- なりたい自分を書き出して具体的にイメージする
- やらなければならないことではなく、理想を実現させるための努力をする
- なりたい自分になる手っ取り早い方法は、理想に近い人物を見つけてまねをすること
- 周りへ感謝しつつ、時には自分を褒めてあげると自己肯定感が高まり、なりたい自分を引き寄せられる
- 無理のないペースで達成感を味わいながら努力を続ける
なりたい自分を引き寄せるためには、無理のない範囲で楽しんで努力をすることが大切です。
「こうなりたい!」と強く思い過ぎて自分を追いつめてしまっては、何事もうまくいかなくなってしまいますよ。
なりたい自分を引き寄せて、明るく前向きな人生にしていきましょう。