【好きだけど才能がないと悩む人へ】才能がないと思った時にやるべき5つのこと
- 好きでやってきたけど、自分には才能がなくて苦しい・・・
- 才能がないのに続ける意味はある?
- 才能はないけど、好きな気持ちは捨てられない!
好きでずっと続けてきたけど、なかなか評価されなかったり、ライバルの方が順調に見えたりすると、「自分には才能がない」と心がくじけてしまいますね。
しかし、一時期の結果だけで、才能の有無は決まりません。
この記事では、好きだけど才能がないと悩む人に向けて、自分に才能がないと感じたときにやるべきことを解説します。
続けることにあなたの考えている才能が本当に必要なのか、考えていきましょう。
好きだけど才能がないならやめるべき?迷ったときの3つの判断基準
才能がないならやめるべきか迷ったときは、そのことに「どれだけ情熱や自分の時間がかけられるか」を考えてみましょう。
自分のものよりすばらしい作品やアイデアに出会うと、自分には才能がないと思う瞬間があるかもしれませんが、あきらめる必要はありません。
情熱をもって続けていくうちに、自然と周囲に認められることで才能は花開きます。
これから解説する3つの基準を見直し、チャレンジや習慣を続けるべきか考えていきましょう。
判断基準①好きなことに対する情熱があるか
迷ったときは、自分に情熱があるか思い返してみましょう。
たとえ才能があっても、情熱がなければ、長くは続きません。
車好きな人がカーディラーに勤めたとしても、やりがいや、仕事を通して実現したいことがなければ転職を考えるでしょう。
- 挑戦していく気持ち
- 学習欲
- 楽しい・悔しいなど心が揺さぶられる
一概には言えませんが、このように向上心や感情の動く瞬間があることが、情熱を持っていると表現できるでしょう。
才能がある、ないを気にする前に、「情熱を持って続けていけるのか」を自分の心に聞いてみてください。
情熱があるか確認することは、好きなことを続けていけるか、ここであきらめておくべきかを判断する指標になります。
判断基準②続けることに価値を見出せるか
好きなことを続けることは、あなたにとってどのような価値があるか考えてみましょう。
自分にとっての価値が見つかれば、将来への展望が開け、次の目標へと気持ちを進めることができます。
たとえば、ハンドメイドを趣味で続けていて、誰かにプレゼントして喜んでもらえることが、いちばん好きな瞬間だとします。
「他人に喜んでもらえる」という価値を見出すことで、才能に関係なく「これからもたくさんの人に喜んでもらいたい」と前向きな気持ちで次の目標に目を向けられますよ。
続けることで自分の気持ちが充実する、価値を感じるのであれば、挑戦を続けてみましょう。
判断基準③好きなことを続けられる環境にあるのか
才能が開花するまで挑戦するなら、無理をせずに好きなことを続けられる環境があることも判断基準になります。
周りの理解が得られなかったり、資金が乏しいままだったりでは、そもそも何かを続けていくことが難しいからです。
好きなことで生計を立てたいと思うなら、生活していけるだけの収入を得られることはひとつのポイントになるでしょう。
好きだけど才能がないと感じているなかで続けていくことを選ぶのなら、応援してくれる人がいることや明確な目標があることが大切です。
今が不自由だと感じている人は、ぜひこちらの記事もチェックしてくださいね。
才能がないと思った時にやるべき5つのこと
「才能がない」と自分で思うなら、才能を上回る努力をすることへ、考え方をシフトしていきましょう。
先ほど解説したように、才能がなくても情熱や価値、環境があれば続ける価値があるからです。
ここからは、才能がないと思ったときにやるべき行動をみていきます。
才能がなくても学び続け、才能に負けないアイデアの引き出しを多く持つ努力をしましょう。
- やるべきこと①才能とは何かを理解する
- やるべきこと②今の自分を前向きに受け入れる
- やるべきこと③小さな成功体験を積み重ねる
- やるべきこと④同じ悩みを持つ仲間を見つける
- やるべきこと⑤才能を伸ばす努力をする
何一つ才能がないと落ち込んでいるなら、こちらの記事をぜひ参考にしてください。
やるべきこと①才能とは何かを理解する
「才能」と聞くと、望んで獲得できるものではないと思っている方が多いのではないでしょうか。
才能とは生まれ持った能力、もしくは得意なことや自分の強みを根気強く続けた結果、得られる能力です。
つまり、才能の種は誰もが持っているもので、磨くことで開花すると考えましょう。
バスケットボール選手になるなら、他の選手に当たり負けしない高身長の人の方が、生まれ持った才能を持っていると言えます。
しかし、高身長だけではバスケットボールはプレーできませんよね。
体力、集中力、チームワークなど、バスケットボールに必要な要素は他にもあります。
自分の特技や個性、強みを見つけ伸ばしていくと、才能として誇れる部分になるでしょう。
好きだけど才能がないと悩んだときは、改めて自分自身に目を向けることが大切です。
やるべきこと②今の自分を前向きに受け入れる
才能がないと感じたら、冷静に自分の今の状況を考える時間を持ちましょう。
他人と比較していることに気がつき、物事の判断基準を変えられるからです。
他人と比較してしまうと、勝ち負けで物事を判断してしまい、勝つこと以上の成長がなくなってしまいます。
「仕事は楽しいけど、同期と比べて自分は才能がないな」と考えているなら、対象を過去の自分とし、自分の成長に目を向けましょう。
今の自分だからこそできる仕事やコミュニケーションの取り方、上がった給料など、現在の自分が持っていることを洗い出してみてください。
他人と比較せず、自分自身の成長に目を向けることで、伸びしろを探りましょう。
他人と自分を比較して悩んでいる人は、こちらの記事もぜひチェックしてください。
やるべきこと③小さな成功体験を積み重ねる
「結果が出ないから、才能がない」と落ち込む前に、小さな成功体験を積み重ねていきましょう。
どんなに小さな目標でも実行し、成功体験を積み重ねさせることで、自信がつきます。
生まれて初めて跳び箱に挑戦して、いきなり7段を跳ぶ人はなかなかいませんよね。
まず3段を跳び、次に4段、5段と少しずつ成功していくうちに、タイミングや力の入れ方を学んでいくものです。
小さな積み重ねや、成功への感動が次へ進む行動力につながります。
「才能がない」と、そこで立ち止まってしまっていては、現状は何も変わりません。
目の前の小さな目標でも、少しずつ積み重ねることで大きな成長へと発展していきます。
「好きだけど評価されるものではない」と感じていた能力も自信がつけば、才能として誇れるようになるでしょう。
やるべきこと④同じ悩みを持つ仲間を見つける
才能がないなと感じるなら、自分と同じように努力を続けている仲間と積極的にコミュニケーションをとりましょう。
悩みを共感し理解することで、心の支えとなり、お互いを高め合うことができますよ。
たとえば、同じ「起業」を目標にしている人のコミュニティに参加し、さまざまなジャンルの人との交流することで、新しい価値観への良い刺激になります。
憧れの人や、自分の少し先を行く人を目標にすることもおすすめです。
自分もこうなりたいと思う人の真似をすると、その人の通ってきたゴールまでの道のりをたどり、最短で目標に到達できます。
最近ではSNSなどのコミュニティを利用することで、世界中のいろいろな人と出会えるようになりました。
好きだけど才能がないと落ち込んでしまったときは、身近なツールを活用して自分を高められる仲間を見つけてみましょう。
なりたい人の真似をするべき理由に関しては、こちらの記事で詳しく解説しているので、合わせてご覧ください。
やるべきこと⑤才能を伸ばす努力をする
自分の強みを見つけ、コツコツと努力を重ねて才能を伸ばしましょう。
才能がないことに落ち込んで、何もしなくなっては、成長することはできませんよね。
思い通りにならない時期でもあきらめずに、続けることが大切です。
上手くいっていると思っていたことでも、長く続けると良い時期も悪い時期もあるでしょう。
どんな時でも努力を怠らないことは、あなたの才能を大きく伸ばすカギになります。
成功を収めるために重要な考え方「GRIT(グリット)=やり抜く力」とは?
- Guts:困難に立ち向かう前向きな姿勢
- Resilience:失敗しても立ち直る強さ
- Initiative:目標に向かって取り組む力
- Tenacity:最後までやり遂げる意思
GRIT(グリット)は、才能を認められた社会的成功者に共通する4つの要素の頭文字を取った言葉です。
先天的な特徴や生まれた環境に関係なく、やり抜く力は後天的に身につくものだと、GRIT(グリット)では表現されます。
才能がないと感じたときにやるべきことを解説しましたが、どれも自分の考え方次第で前向きに努力できることばかりでしたね。
「得意なことをコツコツ続けよう」と思考を変え、目標に向けて成長していく努力が大切です。
思考を変える具体的な方法については、こちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
挫折しても諦めずに好きなことを続けた有名人・著名人の成功事例
世界的に認められた才能の持ち主にも、苦労や挫折の経験はあります。
ここからは、挫折しても諦めず、好きなことを追求し続けた有名人を例に、才能を開花させる努力について考えていきましょう。
成功事例①ディズニーランドの生みの親:ウォルト・ディズニー
ディズニーランドの生みの親であるウォルト・ディズニーは、大きな挫折を経験していますが、情熱を忘れず成功を掴んだひとりです。
兄と共に設立したウォルトディズニーカンパニーは、「オズワルド」という看板キャラクターのヒットをきっかけに、アメリカでも屈指のアニメ制作会社へと成長をとげました。
しかしある日、取引先との契約料の交渉が決裂すると、社員の引き抜き工作をされ、オズワルドの著作権まで奪われてしまい、倒産寸前まで追い込まれてしまいます。
この危機的状況に、アニメーターとしての強い意志でピンチをチャンスに変え、誕生したのが「ミッキーマウス」でした。
ミッキーマウスのヒットによって、ディズニー社は飛躍を遂げ、ディズニーランドという一大テーマパークを設立し、世界に認められる企業となっています。
ウォルトの努力からは、自分の才能を信じ続けることも、成功するための大切な要素だとわかりますね。
成功事例②バスケットボールの神様:マイケル・ジョーダン
バスケの神様の名で有名なマイケル・ジョーダンは、成功の秘訣を聞かれ、次のようにコメントを残したと言われています。
「人生で何度も何度も失敗してきた。だから私は成功した。」
高校時代まで代表メンバーにさえ選ばれなかったジョーダンでしたが、バスケへの情熱を持ち続け、努力をし続けました。
あきらめなかった結果、史上最高のバスケットボール選手と言われるまでの逸材にまで飛躍することができました。
数え切れないほどの挫折や失敗を経験しても、決してあきらめることなく「好き」を貫いた結果の成功ですね。
どんなに厳しい状況でも、自分の可能性をあきらめない精神力が大切です。
まとめ
この記事では、好きだけど才能がないと悩んだときにやるべきことを紹介しました。
最後に、この記事のまとめです。
- 好きだけど才能がなく不安になったときは、好きなことにどれだけ情熱があるかを自分自身に問いかける
- 他人と比較するのではなく、自分の状況を素直に受け止めことが大切
- 自分の強みを明確にし、才能として伸ばす努力をする
- 世界に名を残す有名人にも、挫折や厳しい下積み時代があった
好きだけど才能がないと悩んだときは自分の強みを見つけ、階段を一段ずつ登っていくようなイメージで、小さく目標を設定しながら確実に前進しましょう。
階段を登り切った先で、あなたの好きなことへの情熱が、才能として大きく花開く日がやってくるはずです。