なんの才能もない人はどうすべき?自分の才能の見つけ方と磨き方
- 私ってなんの才能もないの?
- 何一つ才能がないのが辛い!
- 才能がない人はどうすればいい?
才能がある人を見ると、他人から高評価を得ているように見え、自分が遅れをとっていると嫉妬や嫌悪してしまう人もいるでしょう。
ですが、なんの才能もないと悩んでいる人のなかにも才能の種があります。
というのも、才能に対する間違った思い込みをして、才能がないと感じている人が多いからです。
この記事では、才能とは本来どのような能力なのかや、才能の種を見つける方法を解説しています。
この記事を読むと才能がないと悩む前に、やるべきことが見えてきますよ。
そもそも才能とは?
- 才能:生まれつき持っているもの、もしくは努力や経験によって得られる能力
- 秀才:学問における優れた能力
- 天才:生まれつき備わった優れた能力
- センス:物事の微妙な感じを悟る能力、感覚
広辞苑では才能とは「才知と能力。ある個人の一定の素質、または訓練によって得られた能力」と書かれています。
素質とは生まれつき持っているものです。
要は、誰もが才能は生まれつき持っているものであり、それを「才能があるね」と言われるかは磨き方次第と考えられるでしょう。
「ピアノの才能があるね!」と言われるAさんは、生まれたときから絶対音感があり、それを活かして練習して上手くなったのかもしれません。
もしかしたら絶対音感はなかったけど、音楽が好きだったから、幼い頃から練習を人一倍してきたのかもしれませんね。
どちらの背景があるにしても、Aさんは自分自身の才能を誇りに思い、周りからも「才能がある」と評価されているでしょう。
今才能がないと嘆いている人も、気づきや努力で才能は手に入れることができます。
「なんの才能もない」は思い込み!自分の才能を見つける5ステップ
なんの才能もないと感じている人には、自分の才能を見つける方法がわかっていない人が多くいます。
方法を知れば、すでに持っている才能に気づき、磨くことで誇れる部分に変わるでしょう。
ここでは自分の才能の見つけ方を紹介します。
- ステップ①才能がないという思いこみを捨てる
- ステップ②自分の感情がどんな時に動くのかを知る
- ステップ③自分の好きなことは何かを考える
- ステップ④自分の強みを見つける
- ステップ⑤「感情」×「好きなこと」×「強み」を掛け合わせる
ステップ①才能がないという思いこみを捨てる
まずは、才能が生まれつきの能力だという思い込みを捨てましょう。
生まれ持った能力も才能のひとつですが、普段の経験や過去の経験の中にも才能の種が隠れているからです。
才能がないと思い込んでいては、才能へとつながる経験を見過ごしてしまいます。
また他人と自分を比べて、「全てにおいて自分に才能がない」と思い込むのはやめましょう。
他人の技術や結果と比べていると、自分はできないとネガティブな感情に陥りやすくなります。
自信が持てず、才能を開花させる機会を失ってしまったり、すでに才能の芽が出ていることもうまく育てられなかったりします。
まずは、何一つ才能がないと思い込むクセを捨てましょう。
人と比べるのをやめたいとお考えの方には、こちらの記事がおすすめです。
ステップ②自分の感情がどんな時に動くのかを知る
思い込みを捨てたら、自分の感情が動くものを突き詰めていきましょう。
才能があることには、必ず自分の感情が動きます。
興味がないことにワクワクしたり、成功して喜んだり、悔しさを感じたりすることはないからです。
たとえば電車が好きな人は、電車を見るとワクワクしますよね。
上手く出来ずに悔しい思いをすることも才能を開花させる第一歩です。
うまく出来ず悔しい思いをすれば、次は成功させたいと繰り返し挑戦したくなりますよね。
思い込みをリセットしたら、自分の感情が動く瞬間やモノを意識して探してみましょう。
ステップ③自分の好きなことは何かを考える
自分の感情が動かされることが見つかったら、より自分の好きなことを考えてみましょう。
続けられなければ、才能を開花させることはできません。
たとえば、電車を見るとワクワクするなら、電車を見て何をしたいと感じワクワクするのかを考えていきます。
写真を撮ること、電車に乗ること、好きなことは人それぞれです。
好きなことや自分の知識をアップデートし続けているほど興味があることなど、自分の好きなことを見つめ直しましょう。
ステップ④自分の強みを見つける
自分の好きなことが具体例に見えてきたら、次は他人から評価してもらえたことを思い出しながら、自分の強みを探していきましょう。
他人から評価されたことは、すでに才能の芽となっている場合が多くあります。
たとえば「字が綺麗だね」と言われた経験はありませんか。
過去に他人に褒めてもらったこと、評価された実績などを思い返してみてください。
才能の種に気が付くきっかけをもらえます。
ステップ⑤「感情」×「好きなこと」×「強み」を掛け合わせる
最後に自分の感情が動くことや好きなこと、自分の強み、全てを掛け合わせてみましょう。
- 電車を見てワクワク
- 電車の写真を撮るのが好き
- 字が綺麗(自分の強み)
掛け合わせると、カメラについて勉強してみる、手書き文字を写真に入れてSNSにアップしてみるなど才能になり得るポイントが見えてきますね。
手書き文字入り写真にファンが増えれば、フォトブックや個展などを企画できるかもしれません。
カメラの才能が磨かれることで副業でカメラマンを選べる未来がきたり、デザインの才能を高めれば手書き文字のお仕事につながったりする未来もあるでしょう。
才能の種を育てていくためには、憧れの人を持ち目標として努力することもおすすめです。
漠然と上手になりたいと思っても才能と呼べるまでになるかは不透明ですし、自分の能力がどの程度なのか判断するのは難しいですよね。
何一つ才能がないと悩んだら、好きなことや強みを掛け合わせたり、目標となる人を探したりしましょう。
特別に思っていなかった自分の趣味や習慣、感情に気づき、磨くことで才能へと変えられます。
なりたい人の真似をするべき理由と影響については、こちらの記事を参考にしてくださいね。
自分の才能を磨く3つの方法
才能とは自分のなかにあり、気づき、磨くことで手に入れられる能力です。
では、どのように才能の種を磨いていけば良いのでしょうか。
ここでは、自分の才能の磨き方を3つ紹介します。
方法①質より量をこなす
専門性の高い学びだけが、才能を伸ばすわけではありません。
個人練習や自主学習など、量をこなすことも才能を磨く方法だからです。
たとえばプロゴルファーと呼ばれている人でも、ゴルフを一度経験しただけでプロテストに合格したわけではありませんよね。
世間では天才と言われているプレイヤーでも、何度も繰り返し練習をし、プレーの精度を上げたからこそ負けない自信があり、周りからは才能があると評価されているのです。
日常生活や仕事でも、何かを自分のモノにするためには何度も繰り返し実践する必要があります。
無理をする必要はありませんが、やらないことの言い訳に「自分には才能がないから」を使うのはやめましょう。
何度も繰り返し取り組んだ努力や経験は自信となり、才能を伸ばす支えとなります。
方法②地道に続けていく
数少ない経験で成功できる人は、天才と言われるごく一部の人です。
ささいなことでも継続することで自信となり、才能が開花します。
たとえばSNSで毎日のお弁当の動画をあげて収益化を目指した結果、「稼げるようになった」「新しいコンテンツを考えられた」など、続けることで得られる才能があるでしょう。
小さな習慣や行動でも続けて経験を積むことで、才能を磨いていきましょう。
方法③自分に合った生き方を見つける
才能を磨くときは、他人と同じ方法を選ぶ必要はありません。
周りから評価をされるときは「●●の才能がある」と一括りにされますが、才能を磨くプロセスは一人ひとり違うからです。
たとえば好成績の営業マンたちは、「プレゼンの才能があるよね」と評価されるでしょう。
ですが、結果を残すまで同じように努力を積んでいても、全く同じ経験をした人はいません。
苦手なこと、すでに持っている知識などは人によって違います。
才能を磨くときは、自分にあった方法を選ぶことが大切です。
何一つ才能がない人の生き方とは?
才能がないと嘆くよりも、興味の湧くことにチャレンジをし続けましょう。
初めはうまく行かず悔しい思いをしたことでも、繰り返し経験することで才能へとつながる可能性があります。
また、技術力や努力、知識や情熱などで補うことも大切です。
勉強のやり方を変えてみたり、知識をアウトプットする場所や仲間を見つけたりと、才能がないと思う自分を変える工夫をしましょう。
自分が思いもよらないところで才能の種を見つけられることもあります。
「全てにおいて才能がない」と諦める前に、行動できることはないか探してみてくださいね。
行動力を高めたいと考えている人は、こちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
この記事では、なんの才能もないと悩む人に向けて、自分の才能の見つけ方や磨き方を解説しました。
最後に解説してきたことを、簡単にまとめます。
- 才能とは生まれつきの能力や努力や経験によって得られた能力のこと
- 他人と比べてばかりいては才能は見つからない
- 才能の種は過去の経験や自分の好きなことの中にある
- 分を評価するのが苦手な人は、他人から評価を受けたことを思い出してみる
努力し続けることで才能が見つかる可能性も高まります。
才能がないことをカバーできるだけの自信を身に付けることもできますよ。
才能がないことで悩むよりも自分を見つめ直し、新たな挑戦に時間を費やしていきましょう。