自由になりたい心理とは?自由に生きるための3つのステップ
- 自由になるには、どうすればいいの?
- 自由に生きたいと思ってしまうのはなぜ?
- 自由が欲しいと思ったときに、やるべきことを知りたい!
誰しも一度くらいは、自由になりたいと思ったことがあるのではないでしょうか。
しかし、毎日の仕事や生活に追われ、自由が欲しいと思ってもそれどころじゃない人もいるでしょう。
一方で忙しい毎日を過ごしながらも、自分らしく自由に生きている人もいます。
この記事では、自由に近づくステップを紹介します。
自由になりたいという気持ちが生じる心理について紐解きながら、自由を得るために必要な行動もまとめました。
自由になりたいと思っている人は、ぜひ参考にしてください。
なぜ不自由だと感じる?自由になりたい心理とは?
現状に不満があるとき、精神的に余裕がないと上手く対処できず、不自由だと感じてしまいます。
忙しくて時間が足りない、時間はあっても経済的に苦しく行動が制限されてしまうなど、できないことに縛られる毎日を過ごしてはいませんか。
人間関係においてしがらみを感じているような場合も、不自由だと思うでしょう。
会社の上司や同僚、親や配偶者などは、嫌だからと関係を断つのは容易ではありません。
つまり、人が自由になりたいと思うのは、不自由を感じているからです。
自分の人生なのに自分でコントロールできない状況は、自分軸ではなく他人軸で生きることと同じです。
自分軸で生きている人は、自由に生きているので自由になりたいとは思いません。
ぶれない人の特徴と自分軸の作り出し方については、こちらの記事を参考にしてください。
自由に生きるために必要な4つの基本的要素
「私は今日から自由だ」と思えば、自由に生きられるわけではありません。
自由に生きるには、選択肢を多く持っていなければ実現できないからです。
具体的に次の4つの要素を紹介するので、それぞれを詳しく見てみましょう。
要素①お金
多くの人にとって、働いてお金を稼ぐ理由は生活のためです。
好きな物を好きなように食べたり、欲しい物を躊躇いなく買ったりするだけの余裕はなく、自由になるお金はありません。
人生の豊かさを決めるのはお金だけではありませんが、お金がなければ習い事や資格取得といった新しい知識を得るための機会も失われてしまいます。
お金があれば選択肢は広がり、結果として自由に生きたいという願いを叶えやすくなります。
要素②時間
1日24時間を自分の使いたいように使える選択肢を持つことも、自由に生きるには必要です。
お金があったとしても、時間がなければ使えません。
たとえば稼いでいたとしても、残業や休日出勤ばかりで時間がないと、不自由を感じてしまうでしょう。
自由に生きるためには、自由に使える時間を持つことも大切です。
要素③場所
これまでの日本は、働くには出社が大前提にありました。
職場が都心にある場合、通勤に時間をかけずに生活するには高い家賃を支払わなければならず、給料における家賃の割合が高くなってしまいます。
反対に地方や郊外に住めば家賃の負担は減りますが、通勤時間が長くなり、時間を無駄にしてしまいます。
ですが、近年はリモートワークを導入する企業が増え、生活拠点を自由に選べる人が増えてきました。
たとえば沖縄に住みながら、月1回だけ本社のある東京に出社する、といった生き方が可能となっています。
住みたい場所に住み、家賃や通勤の負担を心配することがない暮らしは、ストレスがありません。
自宅を職場にできれば、育児や介護などでキャリアから離脱することも減らせるでしょう。
場所の選択肢が多いことも、自由な生活の実現には欠かせない要素です。
要素④人間関係
社会の一員として生きていくうえで、人とまったく関わらずに生きていくのは難しいことです。
しかし、仕事やプライベートで会う人を選択できる自由があれば、ストレスは大きく減らせます。
信頼できる仲間や気心の知れた友人、絆で結ばれた家族と過ごす時間は、心に余裕をもたらしてくれるでしょう。
一方で、面倒な人間関係から自由になりたいからといって、誰とも会わなくなってしまえば淋しい毎日を過ごすことになります。
他人は厄介な存在である反面、自分の人生を豊かにしてくれる存在でもあるのです。
人間関係を断つのではなく、選べる自由を手に入れましょう。
自由を手に入れるための3ステップ
自分が不自由だと感じる理由は人それぞれ違えば、自由になりたいと思う理由も違います。
自由になるお金を得たいのと、自由になる時間を得たいのとでは、意味は変わってきますよね。
しかし、どの自由を手に入れたいとしても、自由を得るには行動を起こして現状を変えなければいけません。
そのためには、以下のステップを踏みながら、自分はなぜ自由になりたいのか、自由になるにはどうすればよいのかを考える必要があります。
現状を変えたい人がやるべき行動については、こちらの記事を参考にしてください。
ステップ①自分の理想や目的を明確にイメージする
自分が自由になりたい理由を明確にするには、どんな生き方をしたいのかを具体的にイメージしてみることから始めましょう。
- 子どもの園や学校の行事に参加できる生活を送りたい
- 仕事をしながら海外を旅したい
ただ漠然と自由になりたいと思い、理想や目的を明確にしないまま行動するのは止めましょう。
失敗したり後悔する可能性が高いからです。
より具体的になりたい自分や、なぜ理想を実現したいのかをイメージしてください。
ステップ②何に対して一番自由になりたいのかを整理する
次に先ほど挙げた理想や目的から、自分が最も不自由を感じているのは何なのか考えてみましょう。
子どもの園や学校の行事に参加したい場合であれば、残業や休日出勤が多く、子どもと接する時間が少ないことに不満を持っていると考えられますよね。
また、仕事をしながら海外を旅したい人は、働く場所に捕らわれない生き方を望んでいます。
お金や時間、人間関係など不自由を感じている要素を整理しましょう。
ステップ③自由を手に入れるための具体的な対策を考える
最後に整理した不自由さから抜け出すためには、どう行動するべきかを考えていきます。
たとえば子どもの行事に参加する時間の余裕がない人は、意識的に時間を作ってみましょう。
自分がやらなければと抱え込んでいるタスクは、本当にあなたじゃなければできないことなのか整理してみてください。
同僚や部下にお願いをして、残業や休日出勤を減らすのが可能であれば、今の生活をあまり変えずに自由な時間を手に入れられます。
仕事と海外旅行を両立させるには、リモートワーク可能の会社に就職することが近道になります。
今勤めている会社がリモートワーク不可であれば、転職を前提に資格取得をするなど、やるべきことが見えてきますよね。
ブログやアフィリエイトなどのネットビジネスや、投資で資産運用など自動でお金を稼ぐ仕組みを構築するのもひとつの方法です。
自分が自由になるためにできることを具体的に考え、行動していきましょう。
自由になるために知っておきたい3つのポイント
自由とは、何をしてもいいという意味ではありません。
自由になりたいなら、自由について正しく理解し、正しい行動を興す必要があります。
具体的には次の3つのポイントをそれぞれ詳しく見てみましょう。
ポイント①自由とは責任を持つこと
自由になるということは、自分でなんでも決められる、つまりは自分の裁量が大きくなります。
しかし、自由には必ず責任が伴います。
会社勤めでは、よほどのミスやトラブルを起こさない限り給料は支払われ、立場を追われることはないでしょう。
ですが、フリーランスは仕事がなくなれば収入が途絶え、生活が立ちいかなくなる恐れがあります。
自由のために持つ責任とは、自分で責任をとれさえすれば、何をしても良いという意味ではありません。
他人に迷惑をかけてはいけないのは当たり前ですが、同時に、自分の人生に対する責任も持つことが大切です。
ポイント②自分の気持ちを大事にする
自由になりたいのに他人の意見を気にするのは、本末転倒です。
たとえば、他人がなにか新しいことを始めようと思ったとき、年齢や性別を理由に「やめたほうがいい」とアドバイスする人がいます。
- 挑戦するには年齢を重ねすぎている
- それは男性(女性)には無理だよ
これらは既成概念や、相手が長年の経験から作り上げた固定概念に過ぎません。
自由に生きたいと思うなら、既成概念や固定概念にとらわれず、自分の「やりたい」を優先した行動をしましょう。
どうしても人と比べてしまうと悩んでいる人や、自分の個性に悩んでいる人はこちらの記事を参考にしてください。
ポイント③身体の健康に気を付ける
いくらお金を持っていて時間や場所に制限がなく、人間関係が良好でも、病気や不摂生によって食事や行動に制限があれば、自由を満喫できません。
自由を手に入れるために身体を壊すほど働いたり、心を蝕むようなストレスに晒されてしまっては本末転倒です。
自由になりたいのなら、同じくらい自分の心身もしっかりケアをして健康を維持する意識も大切です。
まとめ
自由になりたい心理や、自由に生きるために必要なステップについて紹介しました。
最後に、これまでの内容を簡単にまとめます。
- 自由になりたい気持ちは、自分の人生を自分でコントロールできない不自由さから生まれるもの
- 自由に生きるには、お金/時間/場所/人間関係の要素で選択肢を多く持つ必要がある
- 自由が欲しいときは、理想や目的を明確にし、一番自由になりたいことに対して、具体的に何をすべきか考える
- 自由には責任が伴い、健康がなくては満喫できない
今もこれからの人生もあなた自身が決断し、選んでいけるはずです。
自由になりたいなら年齢や性別などで壁を作らず、挑戦してみましょう。