
何が幸せかわからない人必見!自分なりの幸せを見つける7つのカギ
- みんな幸せそうに見えるけど、私には何が足りないの?
- 仕事も生活もそこそこなのに、なんで満たされないんだろう?
- 自分にとっての幸せを見つけたい!
「幸せ」とひと言でいっても曖昧で、「具体的にはどのようなことなのだろう?」「自分は今、幸せなのか?」と疑問を抱く方もいるのではないでしょうか。
なかには仕事や生活は順調でも、心の奥で「何が幸せかわからない」と迷う方もいますよね。
幸せ感がない背景には、他人の基準で生きてしまう思考のクセや、「幸せになってはいけない」という無意識の思い込みが関係している場合があります。
そこでこの記事では、自分なりの幸せ感を見つけるカギを紹介します。
考え方を少し整理するだけで、毎日の出来事に幸せを見つけやすくなるものです。
ぜひ最後までお読みいただき、あなたらしい幸せを見つけてください。
自分にとっての幸せとは?

大前提として、幸せの形は人の数だけあります。
SNSで見かける華やかな生活に憧れ、同じ状況を得られたとしても、同じ幸せを感じるとは限りませんよね。
誰かの幸せと自分の幸せはイコールではありません。
なぜなら、人はそれぞれ異なる環境で育ち、異なる価値観を持っているからです。
自分にとっての幸せとは、世間や他人の物差しで計らず、自分らしく心が満たされる生き方を選ぶことです。
自分の価値観に基づいて幸せを定義することで、初めて心からの満足感を得られるようになりますよ。
「自分にとっての幸せが何かわからない」と悩んだときは、自分が大切にしたいことは何かを見つめ直してみましょう。

自分の人生なのに何が幸せかわからないのはなぜ?5つの原因

何が幸せなのかわからないと感じるのは、決して珍しいことではありません。
むしろ、真剣に自分の人生と向き合おうとするからこそ、わからなくなってしまう瞬間があります。
幸せを見失う背景には、自分でも気づきにくい心の動きや思い込みが隠れているものです。
まずは、なぜそう感じるのか、原因を明らかにしていきましょう。
- 原因①世間一般や常識に捉われているから
- 原因②他人と比較しているから
- 原因③「幸せになってはいけない」という思い込み
- 原因④自分にとっての幸せの形がぼんやりしているから
- 原因⑤幸せだと思っていた形が間違いだと気がついたから
原因①世間一般や常識に捉われているから
世間一般の価値観に捉われていると、幸せ感は薄れてしまうケースが多くありますよ。
周囲が評価する幸せの形に合わせようとすると、本来の自分が求めているものを見失いがちになるからです。
たとえば昇進や出世、マイホームの購入、恋人の有無など、多くの人が「幸せの条件」として挙げる要素は必ずしも自分にとっての幸せとは限りません。
社会的な成功を目指すことは悪いことではありませんが、世間の基準だけで幸せを測ると、自分の心が本当に求めているものとズレが生じます。
幸せの形は人それぞれ異なるため、常識や一般論にとらわれず、自分自身の価値観を見つめ直すことが大切です。

原因②他人と比較しているから
他人と自分を比べる習慣があることも、幸せ感が得にくくなる原因としてあげられます。
役職や実績、収入や貯蓄など、比較すると上には上がいることに気づき、「自分は大したことない」とマイナスに捉えてしまうからです。
さらに近年はSNSの普及により、他人の充実した様子が常に目に入り、焦りや劣等感が生まれやすくなっています。
何に対しても他人を気にしすぎてしまうと、自分の幸せがわからなくなってしまうのです。
どうしても人と比べてしまうと悩んでいるなら、ぜひこちらの記事をご覧ください。

原因③「幸せになってはいけない」という思い込み
何が幸せかわからない原因として、「幸せになってはいけない」という思い込みもあげられますよ。
過去の失敗から罪悪感を感じたり、良いことの後に悪いことが起こるのでは、という恐れが幸せを感じる気持ちにブレーキをかけてしまうのです。
特に良いことが起きても「自分だけ幸せになるのは気が引ける」「喜んだら悪いことが起きそうで素直に喜べない」と考えてしまう方はこの傾向にあります。
「幸せになってはいけない」という思い込みが続くと、幸せを感じる力そのものが鈍り、結果として、何が幸せなのかがわからなくなってしまうのです。
原因④自分にとっての幸せの形がぼんやりしているから
自分にとっての幸せがわからないのは、「何が好きで、どんな生き方を望んでいるのか」が見えていないからです。
他人の価値観で選んでしまうと、実際に「幸せ」と考えたものを自分が手に入れても「何か違う」という違和感が残ってしまいます。
たとえば、高収入を目指し昇進したものの、「満たされない」「前の仕事のほうがやりがいがあった」と感じてしまうなど、「昇進=幸せ」がみんなに当てはまるとは限りませんよね。
自己理解が不足していると、自分にとっての幸せの形が曖昧で、何をしたら自分が幸せを感じるのかがわからなくなってしまうのです。
原因⑤幸せだと思っていた形が間違いだと気がついたから
何が幸せかわからなくなる原因のひとつとして、幸せだと信じていた形が間違いだったと気づいたこともあげられますよ。
「これが自分の幸せだ」と信じて努力してきたからこそ、実際に手に入れたときの「何か違う」という感覚は戸惑いを生みます。
心理学では「認知的不協和」と呼ばれ、簡単に説明すると、矛盾を抱えた状態のことです。
自分の信念と現実のギャップが生じたとき、人はストレスや不安を抱え、迷いやすくなります。
自分にとっての幸せを見つける7つのカギ

漠然と「幸せ感を得たい」と願うだけでは、具体的な形は見えてきません。
自分にとっての幸せを見つけるには、日常の行動や思考を少しずつ変えていく必要があります。
幸せを掴むためには、生活習慣や人との関わり方、環境との向き合い方など、さまざまな角度からアプローチすることが大切です。
ここからは、自分にとっての幸せを見つけるためのヒントをみていきましょう。
- カギ①規則正しい生活で心と体を健康にする
- カギ②思考や感情を言語化する
- カギ③人とのコミュニケーションを意識する
- カギ④他人まで視野を広げてみる
- カギ⑤自分で選択する
- カギ⑥場所や環境を少し変えてみる
- カギ⑦とにかく行動してみる
カギ①規則正しい生活で心と体を健康にする
自分にとっての幸せを見つけるには、規則正しい生活で心と体を健康にすることが最優先です。
心身が健康でなければ、目の前にある幸せに気づくことはできません。
規則的な睡眠と食習慣が体内時計を整え、幸福物質であるセロトニンの分泌を安定させるとされています。
その結果、感情のコントロールや集中力の向上につながり、「自分の幸せとは?」と考える余裕や自分の幸せに向かって行動する気力がうまれるのです。
「日々の幸せがないから辛い」と考えるのではなく、「心身が辛い状態だから幸せを持ちにくいのかも?」と視点を変えることが、幸せ探しの第一歩となりますよ。
規則正しい生活習慣を取り戻すことで、日常の小さな喜びや幸福感を受け取る余裕も生まれるでしょう。
悩みすぎて疲れたときの対処法を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください

カギ②思考や感情を言語化する
頭の中だけで考えていると、脳の防衛本能が働きネガティブな思考に偏りやすくなってしまいます。
何が幸せかわからないと悩んだときは、思考や感情を言語化して自己理解を深めることが重要ですよ。
たとえば、毎晩寝る前に「今日嬉しかったこと」を3つノートに書き出す習慣は、自分が本当に大切にしている価値観に気づきやすくします。
文字にすることで客観的な視点が生まれ、冷静に自分の内面を分析できるようになるのです。
ぼんやりとした幸せではなく、「これ」に幸せを感じたと具体化し深掘りすることで、自分の幸せをはっきりさせていきましょう。
カギ③人とのコミュニケーションを意識する
幸せ感を得るには、人とのコミュニケーションを意識的に取ることが欠かせません。
人は、他者との関わりを本能的に求める性質を持っているからです。
日常の中で交わすちょっとした感謝や挨拶を積極的におこなってみましょう。
相手への感謝を伝えることは、すぐにでも始められるコミュニケーションのひとつですよね。
感謝は人との関係をよくするだけでなく、自己肯定感や意欲まで高めてくれます。
「ありがとう」の回数を増やすほど幸福度が上がるともいわれていますよ。
今日は「何回言えたかな」と、楽しみながら「ありがとう」の言葉を増やしてみましょう。
カギ④他人まで視野を広げてみる
自分の幸せがわからないときは、他人の幸せにも視野を広げてみるのもおすすめです。
自分の内面だけに目を向けるのではなく、他人が喜ぶことや幸せになることへも意識を向けてみると、新たな気づきが生まれやすくなります。
他人の幸せを求める気持ちは、人がもともと持っている自然な欲求のひとつです。
寄付やボランティア、知識や情報の共有といった自分にできる範囲で、自分にとっても、他人にとっても幸せと感じる行動を取ってみましょう。
自己犠牲とは異なり、他人の幸せを応援する視点を持つことで自分らしい幸せ感が見えてきますよ。
自分にプラスになる他人のために生きる方法を知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。

カギ⑤自分で選択する
繰り返しになりますが、幸せになることは、高い所得を得ることや高学歴を手に入れることとイコールではありません。
自分にとっての幸せを見つけるには、他人の意見ではなく自分で選択することが重要です。
たとえ失敗しても自分で選んだ選択の方が、他人に決められた成功よりも幸せ度が高いといわれています。
自分の価値観に基づいて選択する習慣を持つことで、自分らしい幸せの形が見えてくるでしょう。
カギ⑥場所や環境を少し変えてみる
場所や環境を少し変えることで、今まで気づかなかった幸せが見えてくることがあります。
人は同じ環境に長くいると、思考や感情の幅が狭くなる傾向があるからです。
旅行や一駅歩いてみる、休日に知らない街を歩くなど、小さな変化でも構いません。
状況が許すなら、思い切って引っ越してみるのも一つの方法です。
環境の変化は、新しい人との出会いや興味の広がりにつながり、自分にとっての幸せを見つめ直すきっかけになります。
場所や環境を変化させることで「意外と今の場所を気に入っているんだな」「こんな雰囲気が落ち着くんだ」など、自分がどんなことに安心や心地よさを感じるのか気づく機会になるでしょう。
カギ⑦とにかく行動してみる
自分にとっての幸せを見つけるには、とにかく行動してみることが重要です。
行動しなければ、自分に合うものも合わないものも見極められないですよね。
誰かの生活習慣を真似してみる、普段やらないことに挑戦してみるなど、小さな一歩を踏みだしてみましょう。
行動の先には「これは合わないかも」「これは続けてみたいかも」など変化に気づく場面があるものです。
行動してみた経験を積み重ねることで、自分にとっての幸せの形が次第にはっきりしていくでしょう。

それでも幸せがわからないときは?

「幸せ」にこだわりすぎると「幸せがわからない自分は不幸だ」というネガティブな思考に陥ってしまいがちです。
幸せがわからないときは、無理に答えを出そうとせず、目の前のことに真摯に向き合う姿勢を大切にしましょう。
たとえば、毎日仕事や家事を丁寧にこなし、人の役に立つことを続けているうちに「自分の時間も悪くない」と感じる瞬間が訪れることがあります。
幸せの形は人それぞれであり、明確な答えが出ないこともありますよ。
焦らず、今できることに集中して過ごすうちに、自然と自分なりの幸せが見えてくるでしょう。

まとめ
この記事では、何が幸せかわからないと感じる人に向けて、自分なりの幸せを見つけるヒントを解説しました。
紹介してきたことを短くまとめます。
- 世間一般の価値観に捉われていると、自分にとっての幸せが見えなくなりやすい
- 言語化してみることで、自分は何が幸せと感じるのか気づくきっかけになる
- 自分にとっての幸せを見つけるには、自分で選択することが大切
幸せ感は、特別な出来事ではなく、日常の中で見つけるものです。
周囲と比べるよりも、自分の基準で心地よい時間を積み重ねていきましょう。
焦らず、自分のペースで小さな行動を続けることで、納得できる幸せ感が見つけられますよ。


