生きる目的はなんのために見つけるのか?生きる目的がない・見つからないときにやるべき6つのこと
- 生きる目的とは?
- 生きる目的がないとだめなの?
- 生きる目的の見つけ方を教えて!
「今年の目標は」という質問の返事に迷う人は少ないですが、「生きる目的は」と聞かれると即答できずに考え込む人も多いのではないでしょうか。
そもそも生きる目的はなんのために持つのかが、分からない人もいますよね。
この記事では、「生きる目的がない」「生きる目的を見つけたい」と悩む方のために、生きる目的を持つ理由や方法を紹介します。
生きる目的を見失わないための注意点もまとめているので、最後までお読みいただき参考にしてください。
生きる目的とは?
生きる目的とは、自分の一生のなかで「これだけが達成できたら大満足」と感じられる目的のことです。
「自分が幸せになること」と考えるとイメージしやすくなります。
何を幸せと感じるかは人によって違うので、生きる目的もさまざまで正解はひとつだけではありません。
何のために生きているのか分からないという人もいますが、幸せを願う気持ちは誰にでもありますよね。
自分が幸せになれるように考え行動していくことが、生きる目的を達成することにつながっています。
生きる目的がないとだめ?目的を持つべき理由
- やることが明確になり生活にハリが出る
- 辛くても努力を惜しまず取り組める
- 行き詰った時でも迷わず行動できる
率直に言うと、生きる目的がなくても人は生きていけます。
ですが、それではただ毎日をやり過ごすだけで、実りのある人生とは言えません。
生きる目的を持つことで、嫌なことがあったり壁にぶつかっても、我慢して乗り越えることができるのです。
自分らしく生きることができ、充実感も得られます。
生きているといくつもの分岐点がありますが、はっきりとした目的を持っていると、自分の人生を豊かにする選択ができますよ。
自分らしく自由に生きているとはどういうことなのか、こちらの記事にまとめたので、あわせてチェックしてください。
【見つけ方】生きる目的が欲しいときにやるべき6つのこと
生きる目的が欲しいと感じたら、自分を見つめ直してみてください。
他の人に接したり知らないことに触れてみることで、ヒントを見つけられるでしょう。
何も考えられないときには、ゆっくり休むことも大切です。
ここからは、生きる目的が欲しいときにやるべき6つのことを紹介します。
見つけ方①自己分析する
今生きる目的がない人は自分と向き合い、なぜ今の状況に陥ってしまったのかをじっくり考えてみましょう。
答えがでないときは、自分への理解が足りていない可能性が高いです。
自分の長所や短所、性格や価値観などを客観的に分析しましょう。
「自分はこういう人間」と理解することで、改善点や自分の可能性を見つけやすくなりますよ。
自分が認識している自分と、周りが認識している自分にズレがあると感じている人は、自身のアイデンティティの見直しが必要です。
自分らしくいるためのアイデンティティの確立方法を、こちらの記事にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
見つけ方②いろいろな人と交流する
生きる目的を見つける際は自分のことを理解したうえで、さまざまな人との交流も大切にしましょう。
一人でいると自分の価値観に縛られて、生きる目的を見失うからです。
人はそれぞれに違う価値観を持っているので、いろいろな人と接することで新しい価値観を得られます。
同じものを見ているのに「この人はこんな風に見ているのか」と、見え方の違いに刺激を受けるでしょう。
さまざまな人との交流を通じて得られたものが、自分の人生に潤いをもたらし、生きる目的のタネとなります。
見つけ方③新しいことに触れてみる
今までに経験したことがないことに触れてみるのも大事です。
「興味があるのにチャンスがなかった」「チャレンジする勇気がなかった」と行動できずにいる人も多いでしょう。
「知っていたらやったのに」と、存在すら知らない物事もあります。
自分に経験のないものに挑戦すると自分の新たな一面を知ることができるので、新しいことにはどんどんチャレンジしていきましょう。
やってみると、今まで避けていたことが意外にも得意分野だった、という可能性もあります。
進む方向に迷っても、今までとは違う道を選べるようになりますよ。
新しい挑戦や行動の先に、生きる目的を見つけられるでしょう。
挑戦することが不安な人には、こちらの記事をおすすめします。
見つけ方④休養をとる
生きる目的を見つけることに必死になりすぎているときは、休養をとりましょう。
健康状態が良くなかったり、心が弱っていたりすると思考も鈍ってしまうので、立ち止まることも必要です。
無理をして考え続けても、結果が出ずに余計に焦って自分を追い詰めてしまいます。
遠回りに感じてもしっかり休養することが大事です。
心が落ち着いたら良い答えが導き出せるでしょう。
見つけ方⑤一歩先の理想を持っておく
自分の未来が見えていないと今やるべきことも分からず、人生の目的までもが分からなくなります。
遠い未来を想像するのが難しい人は、少し先に標準を合わせると何をしたらいいのか分かりやすくなりますよ。
背伸びをせずに今の自分になら実現できそうな「こんな自分になりたい」という理想像を作り、行動していきましょう。
生きる目的に迷ったときは今よりも少しだけ努力するだけで、物事が良い方向に進んだり願いがかなえられることを知っておくことが大切です。
少し先の自分にとってプラスになる未来は、生きる目的や目標となり、自分を奮い立たせてくれるでしょう。
なりたい自分を引き寄せる方法は、こちらの記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
見つけ方⑥自分の気持ちを優先する
生きる目的を見つける際は周りからこう思われるのではないかと気にすることはやめて、自分がどうしたいかを考えることが大事です。
自分の気持ちを抑えて他の人を優先しすぎると自分のやりたいことが分からなくなります。
その結果、自分の生きる目的を見失ってしまいますよ。
もちろん他の人が自分を案じて出してくれるアドバイスに耳を傾ける必要もあります。
なぜそんなに反対したりアドバイスをしてくれるのか、よく考えて参考にしていきましょう。
たとえば、「独立するには早すぎる」と言われたら、自分の準備不足が疑われます。
それなら「この資格を取った方が役立つかもしれない」「前に習ったことが活かせるな」と考えることができますよね。
自分の気持ちや価値観を尊重しながら、論理的に考えていくと生きる目的が見つけやすくなります。
思考整理術については、こちらの記事を参考にしてください。
生きる目的を見失わないために気を付けたいこと
何気なく毎日を過ごしているうちに生きる目的を見失うこともありますよね。
ですが、目の前の課題をこなしたり一日を楽しく過ごしていると、目的を見失わずに済みます。
嫌なことがあったり何もしたくないときに、気持ちを切り替えることも大切です。
ここでは、生きる目的を見失わないために気をつけたいことを紹介します。
日々目標をもつ
日々の目標を持って生活していけば、生きる目的を見失わずに済みます。
人生は一日一日の積み重ねで、毎日を有意義に過ごせるかどうかで将来も変わるからです。
他人を気にして何かにつけて比較したり、何もかもを完璧にする必要はありません。
「自分は自分」「ここまで出来たらOK」と自分を認めることも大事です。
今日の目標に向かって進むことを心がければ、充実した日々が送れるでしょう。
人と比べてしまうことに悩む方は、こちらの記事をお読みください。
今この瞬間をたのしむ
過去を懐かしんだり後悔することもありますが、過去に戻ることはできません。
先のことばかり考えても、今すぐに未来を変えることは不可能です。
現実的に自分の意志で動かせるのは「今」だけなので、今をどう生きるかが大事になります。
一度きりしかない人生を楽しもうという気持ちがあれば、今のこの瞬間を楽しむことができますよ。
「自分にできるかな」と不安になったときは、「難しいことに挑戦できて楽しい」と思考を変えていきましょう。
瞬間瞬間を楽しんで生きていけば、目的を見失うこともなくなります。
感情や思考をコントロールする術を身につける
ネガティブ思考の人は自分を認めてやれずダメな人間だと思い込み、生きる目的を失ってしまいます。
ネガティブな感情ばかりため込んでしまい、良い方向に考えることができずに負のループに陥るからです。
あまり考えすぎないことも大事で、気力がないときに気持ちをリセットする方法を考えておく必要もあります。
たとえば、体を動かすことでリセットできる人もいれば、静かに瞑想する方が切り替えできる人もいますよ。
人と会ったり旅行に行くなど、人それぞれに違うリセット方法があり、自分の感情や思考がコントロールしやすくなる方法を知っておくことが大切です。
明るく前向きな自分になるために、自分の気持ちのコントロール術を身につけましょう。
どうしても弱い自分に勝てないと悩んでいる人は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
まとめ
この記事では、生きる目的の見つけ方について紹介しました。
最後に簡単にまとめます。
- 生きる目的とは自分が幸せになること
- 生きる目的を持つと自分らしく、人生を豊かにする選択ができる
- 生きる目的を見つけるには自己分析や他人の価値観から学ぶことが大事
- 新たな挑戦も必要だが無理せず休養することも生きる目的を見つけるためには大切
- 少し先に目標を置き自分の気持ちを大事にする
- 今日の目標を持ち常に楽しむことで生きる目的を見失わない
生きる目的があると自分らしく過ごせ、生きやすくなります。
目の前にある小さな目標をひとつひとつ達成していくと、あなたの生きる目的が見つかるでしょう。