運営者プロフィール

矢嶋 美由希

株式会社Re Prism 代表取締役

累計1万人以上を指導してきた「強み覚醒」専門の心理コンサルタント。「才能を持ち腐れしている原石を見つけて、人生のブレイクスルーを経験させる」をコンセプトに活動しています。著書「ふだん使いのマインドマップ」etc

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熱中できるものがない大人必見!自分が熱くなれるものを見つける6つの方法

  • なぜ大人になると熱中できるものがないと感じるの?
  • 夢中になれるものを見つける方法が知りたい!
  • 自分が熱くなれるものがあったほうがいい?

いつも「何か」に夢中になっている人を見て、羨ましくなってしまうことってありますよね。

熱中できるものがない自分の人生は、つまらないと感じてしまう人もいるでしょう。

子どものときは、目の前の「何か」に夢中になっていたはずなのに、大人になると熱くなれないのはどうしてなのでしょうか。

理由はさまざまですが、成長していくなかで、判断材料が増えたり、自分を優先しづらくなったりするからです。

そこで今回は、熱中できるものがない大人に向けて、自分が熱くなれるものを見つける方法を解説します。

大人になってから夢中になれない理由も深掘りしていきますよ。

ぜひこの記事を最後まで読んで、夢中になれるものを探しながら、本当の自分を見つけてみてください。

目次

大人になってから夢中になれるものがないと感じる4つの理由

大人になってから夢中になれるものがないと、意欲のない自分に落ち込んでしまったり、何の楽しみもない単調な日々に辛さを感じてしまいます。

なので、「熱中できるものが欲しい」と考えている人も多いですよね。

ですが、「なぜか見つからない」「子どものときは熱くなれるものがあったのに」と悩む人も多いでしょう。

それでは、どうして大人になるとあまり夢中になれないのでしょうか。

大人になってから夢中になれるものがないと感じる理由を、詳しく解説していきますね。

理由①さまざまな経験をして新鮮味がなくなっているから

子どものときは見るものすべてが初めてなので、何事も新鮮に感じて取り組めますが、大人になると経験が増え、ある程度の見通しや結果の予測ができるようになりますよね。

「こうすればこうなる」とわかっていることを、ドキドキしながら楽しむのは難しくなります。

また、子どもは何かを始めるときに、それをすることで自分の成長を期待したり、思うような結果を得たいと考えていません。

そもそも、自分が何が得意で何が苦手なのかをまだ理解できていないので、「上手くいかなかったらどうしよう」などと考えず、やりたいと思ったことを素直に行動に移せます。

しかし、大人になると物事に新鮮味がないだけではなく、自分の得手・不得手も心得ているので「やってみたところで自分には上手くできない」ことがわかっていますよね。

そのため、興味があることがあっても、簡単には始められなかったり、夢中になれません。

理由②日々の仕事や生活が忙しすぎるから

大人になると仕事や家事、育児など、日ごろの生活で1日の大半の時間を消耗してしまい、自分のやりたいことをやれる時間は少なくなります。

やらなければならないことが山積みなのに、それらを差しおいて自分のやりたいことを優先すれば、生活がたちいかなくなるとわかっていますよね。

本当はやってみたいことがあっても、「やりたいことをやった後の仕事や家事を考えると、疲れるだけだからやらないほうがいい」と合理的に考えてしまいます。

理由③頭で考えすぎているから

やってみたいことや興味のあることができても、「親や友人から変な目で見られないか?」「周りから笑われないか?」とやめてしまったことはありませんか。

大人になると、行動する前に考えるのが普通ですが、考え込んでしまうと熱中できるものが見つからなくなってしまいます。

考えすぎてしまう人は興味がある事柄に対して、考えることを重視してしまい、行動するまでいかないからです。

どんなに興味があっても、「やってみたい」と考えるだけでは熱中できませんよね。

また、現代はSNSなどで論理的な意見や有益な情報が発信されているため、「やっても意味がない」「何も得られない」と書いてあると、無駄なことに時間を割くのはもったいないと思い込んでしまいがちです。

大人になると、感情よりも理性で動くことが常識的と捉えられるため、「やりたい」と思う気持ちに蓋をしたり、考えすぎて行動できなくなってしまいます。

考えすぎをやめたい人は、ぜひこちらの記事も参考にしてください。

理由④なりたい自分がぼんやりとしているから

「こんな自分になりたい」というビジョンなくして、やりたいことはなかなか見つけられません。

「自分はこういう人生を生きたい」「自分にとって充実した人生とはこれである」といった明確な目標・目的があり、その実現のためにエネルギーを注ぐ先が見つけられるからです。

自分像がはっきりしていなければ、好きや嫌い、強みや弱み、理想の自分もわかりません。

目指す先がなければ、何に打ち込むべきなのかはっきりと見えてこないのです。

理想の自分で悩んでいる方は、こちらの記事を参考にしてください。

自分が熱くなれるものを見つける6つの方法

自分には夢中になれるものがないと悩んでいるときに、いくら外に目を向けても、物事に興味や関心が持ちにくくなります。

なぜなら、この問題の本質は、物事に心が動きにくくなっている、自分の内面に目を向けることが大事だからです。

自分が熱くなれるものを見つけるには、自分の本当の気持ちを知ることから始めてみましょう。

具体的には次の6つの方法があるので、それぞれを詳しく解説します。

方法①自分の興味・情熱を見つけるための自己探索を行う

自分が興味を持ちやすいものを見つけるには、まずは自分の気持ちをノートなどに書き出してみましょう。

文字に書き出してみることで、自分の気持ちを客観的に見ることができ、「自分はこんなことが好きなんだ/嫌いなんだ」とわかりやすくなります。

頭の中では別の事柄と考えていても、書き出してみると関連性があったりしますよ。

好きなものをリストアップしていくと、より興味関心の高いことを見つけられますが、どんなものが好きかに限定してしまうと範囲が狭くなってしまうので注意してくださいね。

自己探索する際は、ポジティブ・ネガティブに関わらず書き出してみるのがいいでしょう。

周りの人はどう思うかといった他人の目や、それ自体が好きか嫌いか、意味があるかないかなど関係なく、思いのままに書くのが大事です。

子どものときに、夢中になっていたことを振り返ってみるのもよいでしょう。

時間を忘れて熱中できるものの多くは、自分がやって楽しいことや嬉しいことなので、書き出した中から原石を見つけ出していくのが第一歩になります。

頭の中を整理する方法は、こちらでもまとめていますので、あわせてチェックしてみてください。

方法②今やっていることに集中する

自分が熱中できるものを見つける方法は、新しく探すだけではありません。

今現在、自分が何気なくやっていることの中に、実は夢中になれるものがあるかもしれなからです。

たとえば趣味は特にないけれど仕事を頑張っているという人であれば、作業の効率化を考えてみたりより成果が上げられる仕組みを生み出してみたりなど、情熱を注げるポイントはいくつもあります。

今、50%くらいの熱量で取り組んでいる仕事や趣味を、70%や80%まで引き上げられれば、それが自分にとって熱中できるものに変わる可能性がありますよ。

方法③幅広く経験する

視野を広く持ってさまざまな経験をしていくと、おのずと選択肢が増えて自分が夢中になれるものに出会える可能性を高められます。

熱中できるものがないと感じている人の中には、「熱中できるものに出会っていない」ケースがあるからです。

興味があっても、自分には合わない、環境がないと思い込んでいて、やったことがない人は意外と多いのではないでしょうか。

たとえば、テニスやバトミントンはひとりではできないスポーツなので、一緒にできる人がいないからと早々に諦めてしまう人もいますよね。

ですが、一歩踏み出して調べてみれば、テニスでなくとも「壁打ちするスカッシュならひとりでも楽しめる」と知れ、選択肢が多くなります

視野が狭いままだと、自分が熱くなれるものに出会えるチャンスも少ないままです。

実際にやってみないと、自分がハマるかどうかもわかりませんよね。

すぐに諦めるのではなく、少し踏み込んで経験してみることが、熱中できるもの探しの第一歩です。

挑戦が不安な方は、こちらの記事もぜひチェックしてみてください。

方法④小さな興味を大切にする

熱中できるものと向き合っている人を見ると、そこには運命的な出会いのような、パワーやエネルギーを感じることが多いのではないでしょうか。

しかし、夢中になれるものとの出会いは、必ずしも思い描くような派手さがあるわけではありません

むしろ、最初は「ちょっと気になる」くらいのテンションだったのに、始めてみたらすっかりハマってしまっていた、という人も多いでしょう。

反対に、「これこそが自分の求めていた夢中になれるものだ!」と思っても、すぐに気持ちがついていかなくなることもあります。

そのため、出会い方やそのときの自分の感情に重きを置きすぎず、やってみたいと思ったことは素直にやってみるようにしましょう。

結果としてハマっているのであれば、きっかけが運命的であるかどうかは関係ないですよね。

方法⑤「好き」や「楽しい」といった感情に素直になる

自分の中にある「好き」や「楽しい」の気持ちにしたがってみると、熱中できるものを見つけやすくなりますよ。

「楽しくて、あっという間に時間が過ぎてしまった」と感じるように、ポジティブな感情は、集中や熱中につながりやすいからです。

好きだけど才能がないから」「他の人のほうが上手だから」と、周りを気にして自分の気持ちにブレーキをかけてしまわないようにしましょう。

上手くなることや他人から評価されることを目指すのではなく、「ただ楽しいから」という理由を信じると、熱中できるものが見つかりやすくなります。

方法⑥日常の中で心に余裕を持つ

仕事や生活に追われているときは、日々のタスクをこなすことに精一杯で、熱中できるものを見つけられるほど心の余裕は持てません。

そんなときに、「熱中できるものがないとダメだ」と自分を追い込んでも、それで見つけたやりたいことは本当にやりたいことなのか疑問です。

自分が夢中になれるものは、プレッシャーや義務感からは見つけられません。

仕事や生活で毎日が大変なら、無理に何かを探すのではなく、まずはリラックスしてすごせるように意識をしてみてください。

生活にゆとりが出て、心に余裕が生まれてきたときに「やってみたい」と思ったものが、心の本当の声だからです。

そのタイミングをゆっくりと待ってみることが大事です。

熱中できるものを持つ重要性とは?

何かに熱中すると、表面的ではなく深堀りしていくので、知識が増えてスキルが磨かれます。

熱中しているときは悩み事や問題から離れることができるため、ストレスの緩和やリフレッシュにもつながりますよ。

また、仕事や生きる上で必要なことと直接関係がなくても、熱中できるものがあるとそれがやがて生きる意味になったり、人生を豊かにしてくれたりします。

人生の豊かさや生きる目的に悩んでいる人は、ぜひこちらの記事も参考にしてください。

まとめ

大人になると熱中できるものがないと感じる理由や、自分が熱くなれるものを見つける方法を紹介しました。

最後にこの記事をまとめます。

  • 大人になると熱中できるものが見つからないのは、経験値が増えて新鮮味がなくなり、仕事や生活に追われて余裕がなくなるから
  • 熱中できるものを見つけるには、周りの目を気にせず自分のやりたいことをやってみるのが大事
  • 何事も「気になる」くらいのきっかけで始めてみるのがよい
  • 生活に追われているときは無理せず、リラックスすることを重視する

熱中できるものは、意味がなければいけなかったり、何か得られなければならないわけではありません。

たとえそれが何の役に立たなくても、時間を忘れて自分が熱くなれるものであれば、人生は楽しくなるからです。

そんなふうに夢中になれるものを見つけるには、自分が何を楽しいと思うのかを知る必要があります

この機会にぜひ、自分を見つめ直してみましょう。

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