合わない人とは関わらないほうが幸せ?!上手な距離の取り方5選
- 合わない人とは関わらなくても問題ない?
- 距離を取ったほうがいい合わない人とはどんな人?
- 合わない人と上手に距離を取る方法が知りたい!
職場に合わない人がいても、まったく接点を持たずに過ごすのは難しいですよね。
しかし我慢して付き合ってしまうとストレスがたまり、自分ばかりがどうしてこんな辛い目に遭わなければならないのかと落ち込んでしまいます。
会社の同僚や上司と上手く付き合えない自分は、人として未熟なのではと自分を追い詰めてしまうこともあるでしょう。
それでは、職場に合わない人がいる場合、どうしたらよいのでしょうか。
合わない人と関わらないためには、物理的に距離を置くこと、精神的に離れることが大切です。
本記事では、合わない人との上手な距離の取り方を解説していますので、ぜひ参考にしてください。
合わない人と上手に付き合う方法を身につけて、日常生活も、仕事も自由に自分らしく楽しみましょう。
合わない人とは関わらない方が幸せになる理由
合わない人とは関わらない方が幸せになる理由は、心の余裕にあります。
たとえば合わない人と関わらなくなるとストレスが減り、時間を有効活用できるので、仕事の効率が上がります。
相手の些細な言動に傷ついたり、イライラしたりといい意味で相手を気にしなくなるので、自由に仕事に取り組め、生産性やパフォーマンスも上がるでしょう。
職場は仕事をする場所ですから、極論をいえば人間関係は二の次ですよね。
もちろん、信頼関係が築けているほうがスムーズなことは多いですが、相手と深く関わらなくても問題ありません。
心に余裕を持ちたいときは、合わない人と関わらない選択が近道のケースもあるでしょう。
仕事が忙しくても心に余裕を持つ人になる習慣については、こちらの記事を参考にしてください。
こんな人とは距離を取った方がいい!?合わない人の特徴とは?
- 他人の批判や陰口が多い人
- いつもネガティブな人
- 自己主張が強く自己中心的な人
- 責任感がなく信頼できない人
- 被害者意識が強い人
- 気分屋の人
一緒にいると精神的に疲れたり、「そう思わせている自分が悪いのでは」といった自己否定感を持ってしまう場合は、それはあなたにとって合わない人です。
自分の心身の健康を守るために、距離をとるのが有効な方法になるでしょう。
一方で、コミュニケーションの取り方や価値観、目標に対する向き合い方などで相手との相違を感じるときは、最初から合わないと決めつけないことが大切です。
相手の内面を知ることで理解ができたり、歩み寄ることができる可能性がありますよ。
相手に対して持ったネガティブな感情を分析すると、自分に合う人なのかがわかるでしょう。
【職場・友達】合わない人との上手な距離の取り方5選
職場で合わない人がいても、部署を異動したり転職したりと、積極的な対策に乗り出せる人は多くありません。
しかし、合わないからといって無視をするのは、社会人としてのマナーや常識を疑われてしまいますよね。
そこでここでは、職場で合わない人がいる場合の上手な距離の取り方を5つ紹介するので、詳しくみていきましょう。
方法①相手と接触する時間を減らす
職場が同じだと、仕事で一切関わらないのは難しいですが、確認事項などはコミュニケーションツールを用いれば、直接話すよりも心の負担は減ります。
コミュニケーションツールとはメールや電話、SlackやChatworkなどの、ツールのことです。
直接会うことを避けるとき、「言った言わないになるとご迷惑がかかるので、送信・受信記録が残るコミュニケーションツールを利用しました」と一言そえると、違和感を持たれずにスムーズに行えるでしょう。
また、仕事に関すること以外であれば、極力、接触しないようにするのは可能です。
たとえば通勤や退勤時間を少しずらす、休憩時間をかぶらないようにする、用事があるとき以外は合わない人のデスクに近づかないだけでも接触は避けられますよね。
合わない人の行動パターンを把握して物理的な距離を保ち、無用なストレスを減らしてみましょう。
ただし、合わない人だからと言って接触を0にしてしまうのは避けてください。
会って話したほうが効率がいいときや、チームとしてその人を気遣うべきシーン、社会人のマナー的に対応が必要なときがあるはずだからです。
とくに挨拶や返事は必ず行い、相手に「失礼な態度を取られている」と思われない配慮は必要になります。
合わない人と関わらないためには、常識の範囲内で物理的に距離を取るようにしましょう。
方法②プライベートなやりとりをなくす
職場の雰囲気作りに雑談は重要な側面を持っていますが、合わない人とは割り切った付き合いをすると決め、プライベートについては話さないようにしましょう。
個人的な情報を伝えてしまうと、相手はあなたに関心を持ったり、好感を抱きやすくなり、距離を縮められてしまう可能性があるからです。
合わない人が個人情報を開示したときは、その情報に関心を示したりせず、必要最低限の返事をする程度にしておきましょう。
たとえば、相手との会話をオウム返しで行うのがおすすめですよ。
オウム返しとは、相手が「●●なんだよね」といったら、あなたも「●●なんですね」と同じフレーズを返す会話のことです。
オウム返しは相手のフレーズを繰り返すだけなので、合わない人との会話のストレスを軽減できます。
方法③2人きりにならないようにする
意図して避けることも、合わない人と関わらない方法です。
合わない人と2人きりになってしまうと、相手と深く関わらざるを得ない状況に陥ってしまいますよね。
そこで、誘われた際は自分と合わない人以外に第三者を介するようにしてみましょう。
ほかにも人がいれば、合わない人との会話やコミュニケーションを頑張る必要がなくなりますよね。
ただし、無理しないことや、周りに迷惑をかけないことが前提です。
状況にもよりますが、2人っきりになることを意図的に避けて、自分の気持ちをコントロールできる環境に身を置くことを優先してみましょう。
方法④自分のやるべき役割をしっかりとこなす
合わない人がいる職場だからこそ、仕事や用件に集中し、合わない人を意識する時間をできるだけ減らすことも上手な距離の取り方です。
合わない人が職場にいると、合わない人の言動がいちいち気になってしまって、目で追ったり意識してしまうことがありますよね。
ですが、そういった自分の行動そのものが、合わない人との間にさらなる確執を生むなど、ストレスの原因になってしまいます。
そして、合わない人に意識を向けている分、仕事がおざなりになってしまえば、上司からの評価を下げてしまう恐れもあるでしょう。
やるべきことに意識を向けることで、合わない人の存在が気にならなくなりますし、周囲からの信頼も得られます。
方法⑤相手に自分の期待を押し付けない
過度に期待しないことも、合わない人と関わらない方法です。
「親なのに親らしいことをしてくれない」「上司なのにカバーをしてくれない」「後輩なのに敬語を使わない」こんな理由から、あの人と自分は合わないと感じている場合は注意しましょう。
なぜなら、このようなケースでは、あなたが相手に対して理想や期待通りのリアクションを押し付けている可能性があるからです。
「●●するべき」というのは、あくまでもあなた自身がそう思うことであり、誰もが同じように思っているわけではありません。
親も上司も後輩も、生まれ育ってきた環境や背景が異なれば、自分とは違った価値観を持っていますよね。
自分はこう思うけれどあの人は別の考え方をするのだなと、まずはお互いの違いを認めましょう。
冷静になって相手の価値観を知ることで、無理にお互いが歩み寄る必要がないとわかり、適度な距離感を保つことができます。
固定概念を捨てる方法については、こちらの記事を参考にしてください。
合わない人と上手に距離を取るための3つのコツ
職場で合わない人との距離の取り方を知っただけでは、実際に上手に距離をとるのは難しいでしょう。
なぜなら、人は感情の生き物だからです。
理性ではわかっていても気持ちが追いつかず、とるべき行動がとれずに新たな悩みの種となってしまうかもしれません。
そこでここでは、合わない人と上手に距離を取る方法を成功させるために、以下の3つのコツを詳しくみていきましょう。
コツ①相手を変えようとしない
精神科医エリック・バーンの言葉に、「過去と他人は変えられない が、自分と未来は変えられる」という言葉があります。
過去においては、現在の心の持ちようによって、捉え方を変えることができます。
他人についても自分の接し方を変えることで、心を開いてもらえたりするチャンスは0ではありません。
完全に同意できるわけではないものの、納得できる人は多いのではないでしょうか。
他人を変えるのは容易ではありません。
たとえ相手のためを思っての行動だとしても、相手が自ら変えたいと願わない限りは、期待を裏切られ続けることになります。
自分がどれだけ疲弊しても、わかってもらえるまで伝え続けたいと思える相手など、世の中にそんなにいませんよね。
なかなか変えられないものに執着するのではなく、自分の意志や行動によって変えられるものを意識するほうが、精神的に健全であり、達成感が得られやすくなります。
コツ②相手を尊重する気持ちをもつ
合わない人と上手に距離を取るコツとして、相手を尊重することがあげられます。
嫌いという負の感情を相手にそのままぶつけてしまっては、適度な距離感を保てるような関係性は築けなくなりますよね。
自分と合わない人だからといって、嫌いという態度を露骨に見せたり、言葉で傷つけてもよい理由にはなりません。
嫌がらせや喧嘩なども、許される行為ではありませんね。
あなた自身には正当な理由だとしても、職場の人たちからはどっちも同じ「自分のことしか考えていない人」に見られてしまいます。
合わない人というネガティブな感情を持ってしまう相手だからこそ、仲の良い同僚以上に人として尊敬する気持ちを持つことを忘れないようにしてください。
コツ③相手のポジティブな面を見つける
相手に対する見方を変えたり、分析してみたりすることも、合わない人と上手に距離を取るコツです。
誰にも長所と短所がありますが、自分とは合わない人と認識してしまうと、そこから相手の長所を見ようとはなかなか思えません。
しかし、自分にとっては合わない人でも、他の人からは好かれていたり、よい人だと思われていることはあります。
ネガティブな面だけに捉われるのではなく、合わない人のポジティブな面にも目を向けてみると、「案外ここは自分と合うかも」と思える接点が発見できるでしょう。
100%すべてが合わない人とコミュニケーションをとるのは辛いですが、60%くらいなら気持ちを楽にして合わない人と向き合えますよね。
まとめ
合わない人と関わらないほうが幸せになる理由や、合わない人との上手な距離の取り方とコツについて解説しました。
最後に、この記事をまとめます。
- 職場の合わない人とは適度な距離をとることが大切
- 人を批判したり悪口をいう人いつもネガティブな人、自己中心的で信頼されず、気分屋の人は周囲から合わない人と思われることが多い
- 合わない人とは物理的・心理的に距離をとる
- 合わない人を意識しすぎず、仕事に集中する
- 相手を無理に変えようとしないのがポイント
職場に合わない人がいるときは、そう思う自分を否定せず、仲良くしようとするのではなく、余計な摩擦や衝突を避けるために距離をとって接することが大切です。
相手を変えようとせず、合わない人を尊敬したりポジティブな面を探してみるなど、まずは自分の意識から変えてみることをおすすめします。