お名前とお仕事を教えてください。
石川美紀です。
趣味のパン作りや季節の手作りを楽しんでいます。パンは講師資格も持っており、教室や販売にもチャレンジしています。
講座に入る前の状態、課題を教えてください
子育ての悩みからコーチングに興味を持ち、漠然ともっと幸せになりたいと思っていました。
そんな中、事務職員として勤めていた職場の人事配置や運営体制の変化により業務量が増え、心身のバランスを崩し休職中でした。
少し良くなってはまた落ち込む、を繰り返し、回復に不安を感じていました。
講座に入ってからの変化を教えてください
自分の経験や知識が強みになる、と理解していくことが出来ました。
パン作りやスマホアプリのちょっと詳しい程度の知識や技術でも、人の役に立ち感謝されることを体験しました。
形の違うことで躓いてもその根本を指摘し続けてもらえることで、「今の自分にできることに集中する」「思い立ったら即行動」など自分の欠点の攻略法を見つけることが出来ました。
パン作りは趣味として細々と続けてきましたが、この講座を通して私の強みだと胸を張ってい言えるようになりました。
具体的にどんな認知のゆがみを指摘されていましたか?
「べき」「ねば」思考です。
一番強く心に残っていることは、自己犠牲によって他人をコントロールしようとすることです。
自分の我慢を他人にも強要し「謙虚を装った傲慢」と言われた時は、大きなショックを受けました。
「謙虚であらねば」と思っていましたが、無意識に「だから他人も謙虚であるべき」と思っていました。
講座でなぜ変化できた(成果を出せた)と思いますか?
マルシェ出店を果たし、マルシェとしては高額商品ながらも販売実績を上げることが出来ました。
初めて製造場所を見つけてマルシェ出店を思い立った時は、手術の予定が控えており難しいと判断し、先送りした過去があります。
その時に矢嶋さんに言われた「なんでも先延ばしするよね、何かあるからその前にやることはしないよね」との言葉がずっと心にありました。
それは過去のレッスンで度々指摘されていたましたが、その時に初めて強く心に残りました。
再びマルシェ出店が心に浮かんだ時、矢嶋さんの言葉がよみがえり、すぐに出店募集や製造場所の情報を集めました。
しかし、今度は製造場所が確保できない、という状況に陥りました。行動しなかった自分を反省し、先送りするばかりの自分を変えてみよう、と強く思いました。
これからはチャンスがあったら絶対に掴んでみよう、という気持ちが湧きました。すると、思いがけずすぐにチャンスがあり、その後の行動は自分でも驚くスピードでした。
準備から販売当日まで常に「今の自分にできることに集中する」を意識しました。
また、講座に入ってからしばらくして、子供が不登校になりました。誰にも相談できず、親子でひきこもりに近い生活になりました。
講座や行動報告でのコミュニケーションは、その時の私にとってはとても貴重なものでした。
その中で明るく自己開示することを何度も言われつつも、なかなか行動に移すことはできませんでした。
しかし、守られたグループ内での行動報告という形で自己開示を続けたこと、フィードバックからは自分では思いもよらない視点の気付きを得られる経験を積み重ねることで、自己開示できる範囲が広がりました。
その後、相談機関や知人に自己開示を続けるうちに、私の心を占める子供の心配の割合が減っていきました。
すると徐々に子供も変化していき、少しずつ出来ることが増えていきました。今では通信制高校へ進学し、接客のアルバイトを楽しむほどになりました。
参加を決める時の迷いや不安は何でしたか?
それでも決めた理由は何ですか?
別の講座を受けてその良さは実感していたので参加したいとは思いましたが、やはり高額なことは迷いました。
しかし、だからこそ覚悟ができ、成果に繋がるとも思い、参加を決めました。
どんな方にこの講座をおススメしますか?
少しでも自分に迷いや不安がある方におススメします。
迷いや不安を抱えるのは自分だけではないことを知ることができます。
自分の不安は大きくて解決できないように感じても、他の人の不安には客観的な視点から解決の糸口が見えることがあります。
参加者同士のコミュニケーションを通して、自分の問題も客観視することで、不安や迷いとの自分なりの付き合い方を見つけることが出来るようになると思います。
講師から得られることも大きいのですが、参加者同士のコミュニケーションがあることでより受け取りやすく感じます。
これからの人生戦略について教えてください
自分の経験や知識をSNSに記録を残していくことで、そうした情報を求めている人の役に立てたら、嬉しいと思います。
ただただ作ることが好きなパンや季節の手作りを私自身が楽しみながら、販売などで受け取って笑顔になってくれる人を見て楽しむことも続けていきたいと思います。
自分も楽しみつつ、夫や子供たちが好きなことに夢中になって取り組めるようサポートもしていきたいと思います。
ありがとうございます。